24卒の就活がやばいって噂を聞いたけど、本当なの?
みなさんはこういった疑問や不安をお持ちではないでしょうか?
この記事を読めば「24卒として内定を取るためにするべきこと」などが分かります。
全て詰め込んだ結果、6000字を超える記事となっていますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
この記事を読むとわかること
- 24卒就活はヤバくないです
- 24卒就活を勝ち抜く方法
- 自分が24卒就活をやるとしたら起こす行動
- 22卒就活生の私からのアドバイス
私は22卒の就活生として、某有名ITベンチャーに内定しました。
今回はそんな私が、24卒の就活生として就活をしたらどう行動するのかというの視点に解説していきます。
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24卒就活は厳しいですが、ヤバくはないです
そんな私からすると、24卒就活は例年に比べてヤバくはないと思います。
ですが、厳しい就活になるのは確かです。
理由は以下の通りです。
- 理由①:買い手市場だから
- 理由②:就活の早期化が進んでいるから
- 理由③:企業がオンライン就活にシフトしているから
自分が参加している就活がどんな就活なのか理解するのは大事なので、今から具体的に解説していきます。
理由①:買い手市場だから
みなさんは買い手市場、売り手市場という言葉をご存知でしょうか?
買い手市場とは、買い手(企業)が有利な市場となります。
逆に売り手市場とは、売り手(就活生)が有利な市場です。
買い手市場だと、企業の方が力があるため、就活生には厳しい戦いになります。
具体的には、買い手市場だと企業一社に対して、就活生の数が比較的多くなるということです。
※ちなみにコロナの影響で、21卒から買い手市場になりました。それまでは売り手市場でした。
理由②:就活の早期化が進んでいるから
就活の早期化は、就活を難しくします。
というのも、後から始めた人にとっては残り少ない椅子を奪い合うことになるからです。
なので、就活の早期化は早くから就活を始める人には有利に働くが、遅くから就活を始める人には不利に働きます。
理由③:企業がオンライン就活にシフトしているから
オンライン就活は、就活生への負担を増やすことになります。
オフライン就活からオンライン就活に変わったことで起きた一番大きな変化は、面接の数だと思います。
今までは、直接面接会場に行く必要があったため、1日に受けられる面接の数、1ヶ月に受けられる面接の数には限りがありました。
しかし家から面接を受けれることができるようになった今、わざわざ面接会場に行く時間を削ることができています。
つまり、本来は移動時間だった時間にも面接を入れることができるようになっているということです。
そして面接を受ける人数が多くなるということは、倍率が上がる。
倍率が上がるということは、内定をもらうのが、厳しくなるということです。
追記:社会との接点が少ないのもデメリット
24卒の就活生は、大学に入学してからのほとんどの時間をリモート授業などで過ごしてきたと思います。
それ自体は問題ないのですが、リモートが多かったことによって、社会との接点が少なくなっています。
例えば先輩との接点が少なかったり、社会人の人と触れ合う機会が少なかったりといった感じです。
なので、なるべく社会人との接点を持つようにすることをオススメします。
面接で話すのも社会人ですし、社会人と話すと社会人の視座が得られるようになるので、ぜひ。
24卒の就活を勝ち抜く方法を紹介します
ここからは24卒の就活を勝ち抜いて、内定をもらうために大事なことを紹介します。
具体的には以下の5つを行うことをおすすめします。
- 自己分析をずっと続ける
- ESのテンプレを作成する
- 模擬面接をして面接に慣れる
- できるだけインターンに参加する(早期化しているから)
- ビジネス本を読む
かなり大事なので、順番に説明していきます。
①自己分析をずっと続ける
みなさんもいろいろなところで自己分析が大事というのは聞いていると思いますが、改めて言っておくと、自己分析はめちゃめちゃ大事です。
と理由もなしに言っても納得できないと思います。
なので、自己分析が就活において大事な理由を紹介します。
- 自分の長所を知る必要があるから
- 自分のやりたいことを考える必要があるから
- 自分があっている環境を知る必要があるから
- 企業に自分が求めるものを知る必要があるから
このように就活の面接においてよく聞かれる頻出の質問は、自己分析をしていないと答えられない質問です。
なので、自己分析は必要なのですね。
自己分析は継続が大事
そして、自己分析においては継続が大事です。
1週間自己分析をやり続けても深い分析結果は得られません。
なぜなら、ふとした時に「自分のやりたいこと」や「自分の強み」などがわかったりするからです。
なので、自己分析はやり込むのではなく、薄く長く続けるようにしましょう。
②ESのテンプレを作成する
早いうちからESのテンプレを作成しましょう。
ESのテンプレとは、ESで聞かれる400字のガクチカと自己PRをテンプレ化したものになります。
ESのテンプレを作ると、ESの選考ステップが志望動機を考えて書く時間だけになるので、圧倒的に効率が良くなります。
>>ESのテンプレのやり方を知りたい人はこちら
志望動機はテンプレNG
志望動機のテンプレを作るのはやめましょう。
なぜなら、志望動機はテンプレ化できないからです。
志望動機は企業ごとに変えるべきものであって、同じもの(テンプレ)を使っていては、専攻落ちしてしまうでしょう。
③模擬面接をして面接に慣れる
面接は慣れが重要です。
それは1回目の面接と5回目の面接では全く話し方や落ち着きが違うことが物語っています。
では、面接に慣れるためにはどうすればいいのでしょうか?
結論、模擬面接をするのがおすすめです。
模擬面接をすることで、面接に慣れるだけではなく、相手の就活生に面接官として質問をしている時間は、その就活生から面接スキルを盗むことができます。
なので、模擬面接は積極的に行っていきましょう。
>> 模擬面接のやり方を知りたい人はこちら
④できるだけインターンに参加する
24卒の就活生は、できるだけ多くのインターンに参加しましょう。
なぜなら、就活の早期化が進んでいるからです。
先ほども説明しましたが、就活の早期化が進んでいるということは、早くから内定出しが始まるということ。
これを逃してしまうのはもったいないですよね。
では、早くから内定をもらうための早期選考に参加するのにはどうすればいいのか?
結論、サマーインターンやウィンターインターンからの選考に参加することです。
なので、できるだけインターンに参加するのがおすすめです。
インターンを探すなら、ワンキャリアやユニスタイルといった就活サイトがおすすめです。
⑤ビジネス本を読む
就活を勝ち抜くには、程よくインプットすることも大切です。
それはニュースサイトでもいいですし、ニュースピックスのような「意識高い系」が見るサイトでもOKです。
ただ、私は本を使ってインプットすることが一番良いと思っています。
本には筆者の人が10年以上費やして得た知識が凝縮されています。
単純にすごくないですか?
その人が何十年もかけて学んだことが数時間の読書でわかるって。
なので、ビジネス本を読むことを強くおすすめします。
一応私のおすすめを載せておきます。(入門編として楽しく読めるものです)
※ちなみに全部私が読んで、良かったと思ったものです。
私が24卒の就活をもう一度やるとしたらこうする
改めてですが、私は22卒の就活生として就活をしていました。
そんな私が24卒の就活生だったら、24卒の就活は以下のように行動するでしょう。
- まずは自己分析
- やりたいことと長所が出たら、ESの執筆開始
- ESはガクチカと自己PRはテンプレ作成→先輩や就活エージェントに添削頼む
- ESのテンプレできたら、面接慣れをするために模擬面接する
- 面接も仕上がったら、あとは本選考に参加して内定
気になる人もいると思うので、ゆっくり解説します。
①まずは自己分析
私が24卒として就活を始めるとしたら、まずは自己分析を極めます。
自分の長所や自分のやりたいこと、自分がどんな環境なら活躍できるのかなどを徹底的に掘り下げます。
これがESや面接で話す内容、すなわち、就活のコアになるからです。
自己分析を侮ってはいけません。
※自己分析を効率よく終わらせたい場合は、自己分析テストを受けるのがおすすめです。
気になる人はこちらからチェックできます。
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②やりたいことと長所が出たら、ESの執筆開始
自己分析をして、やりたいことと長所が出たら、ESの執筆を遂に始めます。
- やりたいことというのは、ガクチカ
- 長所というのは、自己PR
を書くのに必要だから、この2つを自己分析を通じて、洗い出すのです。
完璧なものは必要ない
ここで、完璧な「長所」や「将来の目標」を出す必要はありません。
60点くらいのもので十分です。
就活を通じて、自分のやりたいことや本当に得意なことは見えてきます。
少なくとも、私はそうやって「やりたいことがや得意なこと」が見えてきました。
なので、最初はこれなら60点だなと思う長所とやりたいことが出れば、自己分析は一旦OKです。
③ESはガクチカと自己PRはテンプレ作成
ESの執筆を始めたら、私はテンプレの作成を最初の目標とするでしょう。
なぜなら、ESはテンプレでも十分通過できるし、テンプレを作れたら大幅な時間削減になるからです。
少し私の話をすると、ESのテンプレを作って、私はESの勝率8割以上を保つことができました。
>>私がESのテンプレの作り方を解説している記事はこちら
テンプレには添削が必要
テンプレを作る時には添削が必要なため、客観視してくれる第三者が必要です。
自分では完璧だと思っても、第三者からすると伝わらないことは全然あります。
なので、ESを添削してくれる先輩や同期を探しましょう。
※もしESを添削してくれる人がいない場合は、就活エージェントに頼ると良いかもです。
気になる人は以下の記事から就活エージェントのおすすめの使い方をチェックです。
>>就活エージェントのおすすめの使い方はこちら
④ESのテンプレできたら、面接慣れをするために模擬面接する
無事にESのテンプレができたら、あとは面接の練習をするのみです。
就活って内定までの道のりを分けると、実は
- ES・ウェブテスト
- 面接
しかないんですね。
なので、ESの対策が終わったら、あとは面接の対策をすればいいだけです。
面接の対策は先ほどもお伝えした通り、模擬面接がおすすめなので、ぜひ模擬面接を実践してみてください。
⑤面接も仕上がったら、あとは本選考に参加して内定
模擬練習を通じて面接が仕上がったら、あとは本選考に参加するのみです。
本選考で内定をもらうためには企業分析などをしたりする必要はありますが、それまで説明するととても長くなってしまうので、一旦ここでは割愛します。
気になる人は以下の記事から確認できますので、ぜひ。
>> 企業分析のやり方がわかる記事はこちら
ここまでやればおそらく複数社から内定をもらうことは難しくないでしょう。
22卒就活生の私からのアドバイス
最後に22卒の就活生からメンタリティに関して、アドバイスをさせてください。
- 周りと比較する必要なし
- 大手病にはなるな
- ベンチャー悪くないよ
順番に説明します。
周りと比較する必要なし
周りが内定を取り出したり、最終面接を受け出すと焦りますよね。
その気持ちは非常にわかります。私も周りが内定を取っているのを見て「やばい」と思っていた時期がありました。
ただ、周りと比較する必要は一切ないです。
なぜなら、受けている企業群によってそもそも内定出しの時期が違うからです。
外資系を受けている人はもちろん早い段階から内定が出始めますし、日系大手を受けている人は遅めの段階から内定が出始めます。
なので、そもそも比較すること自体がナンセンスなんですね。
Twitterは沼です
Twitterとか見ていると、外資コンサルの最終面接受けていたり、ゴールドマンサックスのジョブに参加している人などいますよね。
そういうのを見て「自分はダメだ」と思う必要はありません。
まず、あれらのアカウントが本当にジョブや最終面接を受けているとは言い切れますか?
おそらく言い切れないですし、それらのアカウントは大抵の場合、「ES添削しますや就活指導します」と言って、就活生から金を巻き上げています。
なので、Twitterは本当にやらないことをおすすめします。
大手病にはなるな
大手病とは、大手企業だけしか魅力的に感じなくなり、大手企業だからという理由で大手企業の選考を受けるようになってしまった就活生のことを言います。
就活生の中には毎年、一定数の大手病の人がいます。
大手病になると、そもそも志望動機が強くないと受からない大手企業の選考に落ちてしまうだけではなく、他の優良な中小企業やベンチャー企業の選択肢を捨ててしまいます。
なので、大手病にはならないように気をつけましょう。
>>大手病の対策方法はこちら
ベンチャー悪くないよ
少しバイアスが入っているかもしれませんが、ベンチャーは悪くないよという話です。
私はITベンチャーに入社することに決めました。
理由は、これからの時代、大手企業に入って「ユーティリティが高い」人材になったところで、生き残れないと思っているからです。
ジョブ型採用に始まり、日本社会も少しづつ、欧米の採用方式に変わりつつあります。
欧米では、その職種のスペシャリストが採用されて、なんでも中途半端にできるような人はなかなか採用されない傾向にあります。
私はこの流れが日本でも来ると考えています。
なので、ベンチャーに入って、スキルを得て、スペシャリストになるのも悪くないよというのを伝えたいです。
24卒就活は大変かもしれないけど、頑張ってほしい
ここまで記事を読んでいただいて、ありがとうございます。
24卒就活はおそらく、大変な就活になると思います。
ただ、地道に努力を続ければ、内定は取れます。
なので、自分が今できることをコツコツやっていくようにしましょう。
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