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【これでESはOK】自己PRの構成を6つのステップで解説

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自己PRを書かなきゃいけないんだけど、どうやって書けば良いのかわからない。

そもそも構成はどんな感じにすればいいんだろう。

みなさんはこういった疑問や不安をお持ちではないでしょうか?

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この記事を読めば「自己PRの書き方」が分かります。

この記事を読むとわかること

  • 自己PRが聞かれる理由3つ
  • 自己PRの構成をステップバイステップで紹介
 

私は就活を通じて、ESを8割以上の確率で通過することができました。

そんな私が解説していきます。

自己PRを聞かれる理由

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まずは自己PRを聞かれる理由から考えていきましょう。

私は以下の3つの理由があって、自己PRが聞かれると考えています。

  • 自社が求めている強みを持っている人間か
  • 自社の雰囲気と合うか
  • 自分のことをよく理解しているか
 

順番に説明していきます。

自社が求めている強みを持っている人間か

企業は採用活動を始める前に、どんな人材が欲しいのかというのを決めてから採用活動を行います。

それはもちろん企業によって求めている人材が違うから、そしてその年によって求めている人材が違うからです。

例えば、自走できる人を求めている会社であれば、自己PRとして自走できるような長所を書いている人を求めているでしょう。

 

企業側はこの、求めている人材に当てはまるのかを見極めるために、自己PRを聞いています。

企業に合わせる必要なし

ここまでの説明を読んで、

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それなら企業に合わせて強みを毎回変えたほうがいいの?

と思った人もいるでしょう。

結論、それはやめたほうがいいです。

 

以下が具体的な理由です。

 

自己PRだけでは判断されない

ESの選考プロセスでは、自己PRだけではなく、ガクチカ志望動機の評価も含まれた、総合評価で評価されます。

なので、自己PRが仮に企業が求めている人材と合わなかったとしても、ESを通過できる可能性は存分にあるので心配しなくてOKです。

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自社の雰囲気と合うか

それぞれの企業には雰囲気社風というものがあります。

その雰囲気と合うかという観点でも自己PRを見ています。

例えばインフラ企業のような、慎重で安定感がある人が好まれる会社には、イノベーションを起こすような新しい物好きな人はあまり合わないでしょう。

 

このように企業の社風とその人の強みが合うかという観点でも見ています。

自分のことをよく理解しているか

就活はポテンシャル採用です。

ポテンシャル採用というのは、将来の能力向上を見込んで採用されているということです。

そのため、自分のことをよく理解して、自分がどんな環境でなら能力を伸ばせるかというのを知っておく必要があります。

 

それを自己PRを聞くことで、測っているというのが自己PRを聞く3つ目の理由です。

自己PRには自己分析が必要

ここまで読んでみてわかったと思いますが、自己PRには自己分析が必要です。

自己分析なしでは自分の強みがわかることはないですからね。

 

自己分析は就活において非常に大事なコアな部分なのにかかわらず、間違ったやり方をしている人がいます。

以下の記事にて私が内定を取るために使っていた自己分析の方法を紹介しているので、気になる人はぜひ。

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自己PRの構成と例をチェック

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まずは自己PRの構成と例をチェックしていきましょう。

その後に詳しく自己PRの書き方を解説していきます。

自己PRの例

私の強みは問題を見つけ、主体的に動けることである。

その強みが発揮された経験が、インターン先での採用活動である。

私は現在、スタートアップ企業でオウンドメディア運営をしている。最初は2人でメディアの方針決定や外部ライターとのやり取りなどをしていた。しかしながらメディアが大きくなるにつれて仕事量が多くなり、人的リソースが足りなくなった。

そこで私は社長に、今後の成長戦略とともに「なぜインターン生を採用したいのか、そのインターン生を今後どのような業務に割り当てるのか」を話し、採用に関することを全て1人でやるという条件の元、許可を得ることに成功した。

そこで私は求人サイトに募集を掲載、面接をし、インターン生2人を採用することができた。そして2人のインターン生の参加により、手が届かなかった業務にも尽力することができるようになった。

私は貴社でもこの主体性を活かして、自ら行動し、事業の発展に貢献したい。

 

自己PRの構成

自己PRの構成は以下のように進めていくのがおすすめです。

  1. 結論
  2. 概要
  3. 課題
  4. 課題に対してとった行動
  5. 結果
  6. 御社への貢献
 

次の目次にてさらに詳しく解説していきます。

ステップ① 結論ファースト

該当部分は以下のところです。

私の強みは問題を見つけ、主体的に動けることである。

 

まずは結論ファーストで書く

まずは結論ファーストで書き始めましょう。

結論ファーストで書いていないESは正直読まれないこともあるくらい、NGな行動です。

ありきたりな表現は避けよう

ありきたりな表現は避けましょう。

例えば、忍耐力協調性周りを見る力などが該当します。

こういった言葉はなるべく、オリジナリティあふれるものに変更することをおすすめします。

今回の場合だと以下のような感じです。

 

これをするだけで、ESを読もうと思ってもらえるので、ぜひやることをおすすめします。

人事はESを何百枚と読んでいる

豆知識ですが、人事は一日にESを何百枚と読んでいます。

なので最初の入りが面白いESには食いついてくれますが、ありきたりなESだと読まれない可能性すらあります。

 

なので、入りの部分はなるべく面白いものにしましょう。

自分の強みが知りたい人へ

なかなか自分の強みってわからないですよね。

そういった人におすすめなのが、自己分析テストです。

自己分析テストはさまざまな質問を通じて、皆さんの強みや弱み・向いている職種などを判断してくれます。

 

ここで説明すると長くなるので割愛しますが、完全無料で受けれて、自己分析のサポートになるので、ぜひ活用してみてください。

自己分析テストにはOfferboxとキミスカというものがあるので、気になる人は以下からどうぞ。

Offerbox→登録企業数・登録学生数No.1の逆求人サイト。マイクロソフトや資生堂、ニトリなどの超大手企業が採用している。私も使っていたが、大手からスカウトがちゃんと届いた。(さらに詳しく知りたい人はこちら

キミスカ→「ありのままの自分を」見せることがモットーの逆求人サイト。登録企業数が多いことはもちろんだが、最大の特徴は、学歴や実績などが関係ないこと。私も使っていたが、性格を重視されている印象を受けた。(さらに詳しく知りたい人はこちら

 

ステップ② 概要を書く

概要に該当するのは以下の箇所です。

その強みが発揮された経験が、インターン先での採用活動である。

私は現在、スタートアップ企業でオウンドメディア運営をしている。最初は2人でメディアの方針決定や外部ライターとのやり取りなどをしていた。

 

自分の強みをバックアップするエピソードが必要

当たり前ですが、何かを証明したかったらそれを証明できるエピソードが必要です。

なので、強みを述べた後にはその強みが出たエピソードを伝えましょう。

数字を入れると良い

私の例では数字は入っていませんが、数字を入れるとさらに良い自己PRになります。

なぜなら数字は客観的な情報で嘘をつかないからです。

 

なるべく簡潔に

概要はあくまでも概要です。

このESを読んでいる人事に伝わればいいので、最低限の情報量で大丈夫です。

大事なのはこの後に加える課題やその課題をどうやって解決したのかです。

ステップ③ 課題を提示

課題に該当するのは以下の場所です。

しかしながらメディアが大きくなるにつれて仕事量が多くなり、人的リソースが足りなくなった。

 

課題も簡潔に提示

自己PRにおいて大事なのは、自分の強みを活かして課題をどのように乗り越えたかです。

なので、課題の内容も重要度は低いので、簡潔に説明しましょう。

なぜ課題が課題かなのか説明しよう

就活生のESでよくあるのが、課題はこれでしたというESです。

もちろん課題が何かはそのESでもわかるのですが、課題が課題である所以がわからないとそれが本当に課題だったのかという疑問が常に生じてしまいます。

なので、課題が課題であった理由も説明するようにしましょう。

ステップ④ 課題への施策を提示

課題への施策の該当部分は以下になります。

そこで私は社長に、今後の成長戦略とともに「なぜインターン生を採用したいのか、そのインターン生を今後どのような業務に割り当てるのか」を話し、採用に関することを全て1人でやるという条件の元、許可を得ることに成功した。

 

できるだけ具体的に書く

施策の部分で大事なのが、できるだけ具体的に書くことです。

施策が曖昧だと本当にこの施策で効果があったのかと疑問を抱かれる原因になります。

なので、できるだけ施策は具体的に書くようにしましょう。

ステップ⑤ 結果の提示

結果に該当するのは以下の部分になります。

そこで私は求人サイトに募集を掲載、面接をし、インターン生2人を採用することができた。そして2人のインターン生の参加により、手が届かなかった業務にも尽力することができるようになった。

 

施策に対して結果が同じベクトルであること

就活生のESで多いのが、施策と結果のベクトルが違うことです。

難しいと思うので具体例を使って説明します。

施策:客単価を上げたいからセットメニューの販売を開始

結果:セットメニューによって、顧客のニーズを満たせて、顧客満足度が上がった

 

施策は客単価を上げるために行ったもののはずが、顧客満足度が施策の結果として書かれています。

これだと施策が思ったように機能したわけではないということを言ってしまっています。

なので、結果と施策が同じベクトルであるかというのを確認するようにしましょう。

ステップ⑥ 御社でその強みをどのように活かすか提示

該当部分は以下になります。

私は貴社でもこの主体性を活かして、自ら行動し、事業の発展に貢献したい。

 

書けない場合は書かないでも大丈夫

最後のこの箇所は書かないでも大丈夫です。

その強みをどう活かしたいのかは実際に仕事についてからじゃないとわからないこともあるので。

結論:自己PRはこれで書ける

ここまで読んでくださってありがとうございます。

自己PRの書き方にはこれで困ることは無くなったと思います。

まだ不安な人は以下の記事にて自己PRの書き方を超絶詳しく紹介しているので、気になる人はぜひ。

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小田楓

マーチ生だった楓です。月間1万人以上が訪れる「就活生だからこそ言えること」を伝えるサイト、就活備忘録.comを運営しています。22卒/長期インターン2社→ITベンチャーにて人事

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