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【就活】自己PRの書き方を6つのステップで徹底解説。【私はこれで通過できた】

 

自己PRが上手く書けない。何を書いていいのかわからず、とりあえず自分の強みを書いているけどこれが正解なのかわからない。

 

みなさんはこういった疑問をお持ちではないでしょうか?

この記事はそんなみなさんにぴったりの記事となっています。

この記事を読むとわかること

  • 自己PRがなぜ必要なのか
  • 自己PRで伝えるべきこと
  • 自己PRの書き方
  • 自己PRを書く時に気をつけること
  • 自己PRを書くために必要なもの

 

この記事を最後まで読めば、自己PRの書き方わからない・自己PR何を書けばいいのかわからないという疑問がなくなると思います。

それでは早速解説していきます!

※今すぐ自己PRの書き方が見たい人は以下のボタンを押して、該当場所まで飛ぶことをおすすめします。

企業が自己PRを聞く理由

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まずは企業が自己PRを聞く意図について考えましょう。

企業がわざわざ聞いてくるということは何かの意図があるはずです。

具体的には以下の2つの理由から、企業はあなたの自己PRを聞いています。

  • あなたの強みが会社にあっているか知りたい
  • あなたがどんな人なのか知りたい

 

順番に説明します。

あなたの強みが会社にあっているか知りたい

企業があなたを採用する理由は、一言で言うと「あなたが会社の利益に貢献してくれる」と思うからです。

では、会社の利益に貢献してくれる人材とはどんな人材でしょうか?

その企業で今までに貢献してきた人が持っている強みや素質を持っている人です。

 

例えば

事業がすごい勢いで拡大しているベンチャー企業であれば、活躍している人の特徴を挙げるとすると「主体的に行動できる」といったものが挙げられると思います。

そしてその企業が求めている人材も「主体的に行動できる」人材であるでしょう。

逆にルールを守ることが最優先である鉄道会社の場合、「主体的に行動できます」というのは、鉄道会社が求めている人材像とずれている可能性が非常に高いです。

鉄道会社でおそらく活躍している社員さんは、ルールをきっちりと守っている社員でしょう。
そして、そのような学生を求めているでしょう。

このように企業はみなさんの強みが会社とマッチしているのかを知りたいのです。

あなたがどんな人か知りたい

みなさんがもし自分の会社で働く人を採用する時、その人がどんな人なのか気になると思います。

今後何十年と働いていく可能性があるので、その人がどんな人なのか知っておくべきでしょう。

 

それは企業の人事も一緒です。

単純にあなたがどんな人なのか気になっているから自己PRを聞いてくるのです。

自己PRで伝えるべきことを解説

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ここからは自己PRで伝えるべきことを説明します。

先に結論を言うと、自己PRでは「自分の強み」を言えばOKです。

例えば自分の強みが「論理的思考力」だったら、論理的思考力が強みであることをサポートするエピソードとともに「私の強みは論理的思考力です」と伝えたら大丈夫です。

企業ごとに自己PRを変更するのはおすすめしない

たまに企業ごとに企業が求めている人材に近づけるために自己PRを変更している人がいますが、これはおすすめしません。

なぜなら、どの企業でどの自己PRを言ったのかわからなくなるからです。

 

たくさんの企業を同時に受けていく中で、企業Aではこの自己PRを言ったと思うんだけどもしかしたら違うかもしれないとシチュエーションになる可能性が大いにあります。

面接では一貫性が大事なので、面接ごとに言っていることがブレていると面接通過は難しくなってしまいます。

なので、企業ごとに自己PRを変えるのを私はおすすめしません。

6stepで出来る自己PRの書き方を説明します

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ここからは先程までの内容を踏まえて、実際に自己PRを書くステップに入ります。

まずは私が実際に使っていた自己PRを紹介します。
ちなみにこの自己PRで8割以上は書類選考を通っていました。

私の強みは主体的に動けることである。(ステップ1)

その強みが発揮された経験が、インターン先での採用活動である。(ステップ2)

私は現在、スタートアップ企業でオウンドメディア運営をしている。最初は2人でメディアの方針決定や外部ライターとのやり取りなどをしていた。しかしながらメディアが大きくなるにつれて仕事量が多くなり、人的リソースが足りなくなった。(ステップ3)

そこで私は社長に、今後の成長戦略とともに「なぜインターン生を採用したいのか、そのインターン生を今後どのような業務に割り当てるのか」を話し、採用に関することを全て1人でやるという条件の元、許可を得ることに成功した。(ステップ4)

そこで私は求人サイトに募集を掲載、面接をし、インターン生2人を採用することができた。そして2人のインターン生の参加により、手が届かなかった業務にも尽力することができるようになった。(ステップ5)

私は貴社でもこの主体性を活かして、自ら行動し、事業の発展に貢献したい。(ステップ6)

 

では今から6つのステップに分けて自己PRの書き方を詳しく説明していきます。

ステップ①:自分の強みを簡潔に言う

まずはあなたの強みを簡潔に言いましょう。

ここが自己PRの「顔」となる部分なので、簡潔にわかりやすく伝えることが大事です。

 

もし抽象度が高い自己PRなら、必ず自分の解釈を加えましょう。

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抽象度が高いかどうかは自分の主観ではわかりません。

なので友達や先輩に「この〇〇っていう強みってどういう印象?」と聞いてみるといいかもしれません。

ステップ①のまとめ

自己PRの顔である1文目は「簡潔にわかりやすく」書くこと。

おすすめは「私の強みは〇〇です。」と言い切ること。

 

ステップ②:それを象徴するエピソードの概要を簡単に言う

ここも当たり前かもしれませんが、大事なのでしっかりとやっていきます。

2文目にはあなたの強みを証明するエピソードの全容を簡潔に伝えましょう。

 

強みを言うからにはそれを証明する必要がありますよね。
そうでなければ、それが本当かどうかわからないですからね。

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ステップ②のまとめ

コツは、1文目と同じで「簡潔にわかりやすく」書くこと。

おすすめの書き方は「その強みが活きた経験は、〇〇だ。」です。

例:その強みが活きたのは、学祭の屋台で売り上げを前年比150%達成した経験だ。

 

ステップ③:課題の背景の説明

ここからが具体的な「自己RPの中身」になります。

まずは、強みが発揮される状況を考えてみましょう。

結論を言うと、強みが発揮されるシチュエーションで1番多いのは「課題」があってそれを解決するために行動した瞬間でしょう。

 

例えば「巻き込む力」が強みの人は「〇〇という課題があって、他の人の協力が必要であった。そこで私の巻き込む力を活かして解決した」といったような構図になりますよね。

なので、みなさんの強みが発揮された背景、つまり課題及び課題の背景をしっかりと記載する必要がありますね。

私の場合は、以下のような形で課題の背景を説明しました。

  1. 私はどこで何をしているのか
  2. そこでどんな課題があったのか
  3. なぜその課題が課題になってしまったのか

 

上記を文章に起こしたものが以下になります。

①私は現在、スタートアップ企業でオウンドメディア運営をしている。最初は2人でメディアの方針決定や外部ライターとのやり取りなどをしていた。②,③しかしながらメディアが大きくなるにつれて仕事量が多くなり、人的リソースが足りなくなった。

 

ステップ③のまとめ

コツは、課題が何か・課題の背景が何かを誰がみても分かるように書こう!

 

ステップ④:課題に対して取った施策とそのなかで活きた強みを説明

このStep4が最大の難関ですが、もう少しの辛抱です。
最後までやり遂げましょう!

ガクチカでは、原因と施策の出来が重要でしたよね。
というのもガクチカは以下のように考えて、構成するものだからです。

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しかし自己PRでの「課題への施策」というのはガクチカとは違います。

自己PRにおける課題への施策で見られているのは、施策の深さではなく、あなたの強みがどのように活きたかです。

 

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なので、その施策を行うにあたって活きた強みをしっかりと述べましょう!

私の自己PRの場合は、

人手が足りないと思った。
だから主体的に動いて、なぜ人が必要なのかを論理的に説明し、採用を全て1人でやる条件のもと採用活動をやらせてもらえた。

 

といった感じです。

ステップ④のまとめ

自己PRの施策で大事なのは、その課題を解決する中で自分の強みがどのように生きたか。

 

ステップ⑤:施策の結果

ガクチカにおいては施策の結果は非常に大事ですが、自己PRに関してはそこまで大事ではありません。

ですが、施策を行なった結果がしっかりと出るように書きましょう。

 

私の場合は、採用活動をするという施策を行い、「手が届かなかったところにリソースを割けるようにする」という目的で施策を行ないました。

なので、以下のように採用をした後で「どのように以前と変わったのか」を書いています。

そこで私は求人サイトに募集を掲載、面接をし、インターン生2人を採用することができた。そして2人のインターン生の参加により、手が届かなかった業務にも尽力することができるようになった。

 

ステップ⑤のまとめ

施策を打ったことで、もともと課題だったところにどのような変化が起きたのかをしっかりと記載する。

 

ステップ⑥:その強みを会社でどのように活かすか

最後のステップです。
ここまで大変お疲れ様でした。

最後はあなたの強みを活かしてどのようにその会社で活躍したいか書きましょう!

例えば、あなたの強みが周りを巻き込む力で志望する会社が「広告代理店」なら、「私は強みである巻き込む力を活かして、クリエイターと密に連携をとり、最高の広告を送り出したい」などということができるでしょう。

ここはあなたのオリジナリティーが活かせるところです。
他人のものをパクるのではなく、自分が考えた「強みの活かし方」を書きましょう!

 

※もしガクチカの書き方を悩んでいるようでしたら、以下の記事でも同じように圧倒的に丁寧に説明しているのでぜひ。

自己PRを書くときに注意するべきこと

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ここからは自己PRをESに書く時に注意するべきことを話していきます。

先に結論を言うと以下の3つが自己PRを書く際に気をつけるべきことです。

  • 誰が見てもわかる言葉で書く
  • 再現性があるように書く
  • 複数エピソードが用意できる強みにする

 

順番に解説します。

誰が見てもわかる言葉で書く

これを見た皆さんは、

 

そんなこと当たり前でしょ。

 

と思ったかもしれません。

ただこれって意外と難しくて、私も就活生の時によくミスしていました。

何が難しいかというと、人の認識には差があることです。

 

例えば

私の場合、強みを「柔軟性がある」としていた時期がありました。
残念ながらこの強みを書いていた期間はESの結果が良くありませんでした。

その理由は、私にとっての「柔軟性」と企業の人事にとっての「柔軟性」の認識に違いがあったからです。

 

私にとっての柔軟性は「壁があった時に、そこで折れずに違う道を見つける力」だったのですが、一般的には「どんな環境にも対応する力」を柔軟性と呼ぶでしょう。

なので私は、

私の強みは柔軟性です。私にとっての柔軟性とは「壁があった時に、そこで折れずに違う道を見つける力」です。この強みが活きた経験は〇〇です。

 

のように2行目に、1行目に書いた言葉の定義を書くようにしていました。

これをするだけで「読み手側の意識をすることができる」という印象も与えることができますし、定義の齟齬がなくなります。

          

これだけでES通過率全然変わったので、今すぐにでもチェックするべきです!

 

再現性があるように書く

企業で働くことにおいて、再現性があるということは絶対に大事なことです。
なぜなら、運だけで生きていけるほどビジネスは甘くないからです。

そうなった時に「自己PRで書いた強みが、御社でもしっかり発揮できます」、つまり「再現性」がありますと証明することが大事です。

では再現性はどのようにして表示するのでしょうか?

正解は「必然」が起こる環境を作ることです。

 

例えば

私の強みは周りを巻き込む力です。私は〇〇という問題に直面していました。そこで周りを巻き込み、〇〇という課題を解決しました。

という文章があったとします。

正直、この文章では「再現性」が全くありません。

なぜなら、どのようにして周りを巻き込めるのか、周りを巻き込むときに気をつけているポイントは何かなどが一切記載されていないからです。

 

極論、この人が周りを巻き込めたのはこの一回だけのたまたまかもしれません。

それでは採用をする側は不安を覚えてしまします。

なので自分は「〇〇という強みがあります。それは〇〇に気をつけているから発揮される強みです。御社の〇〇部でこの強みを発揮して活躍したいです」と言うようにしましょう!

複数エピソードが用意できる強みにする

当たり前かもしれませんが、「強み」というのは色々なシチュエーションで活きるはずです。

つまり、あなたの強みが活きたエピソードはいくつもあるはずなんです。

          

私の場合は「主体的に動ける」というのを強みにしていました。

実際に面接でも「他にエピソードある?」と聞かれたりしたので、いくつもエピソードを挙げることができる強みにすることを強くおすすめします。

 

もし複数エピソード用意できない場合は、その強みはあなたの本当の強みではない可能性が高いです。

もし「自己分析が足りずに強みがわからない…」という場合は、以下の記事を読んで自己分析を徹底的にやりましょう!

そもそも自分の強みの見つけ方

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ここまで自己PRの書き方について話してきたのはいいものの、

 

そもそも自分の強みがわからないから、自己PR書けないんだけど…

 

という人もいるでしょう。

私も自分の強みが何かわからずに自己PRが書けなかった時期があったのでその気持ちはよくわかります。

 

そんな人には、以下の2つの方法をおすすめします。
簡単な順に並んでいるので、1番簡単なもの(最初のもの)から初めてみることがベストです!

  • 自己分析テストを受ける
  • 自己分析をする

 

順番に解説します。

自己分析テストを受ける

自己分析テストとは、あなたの強みを導き出してくれるテストです。

私も就活生の時に多用していました。

自己分析テストの良いところは「合っていなかったとしても、あなたの強みに近いものを挙げてくれる点」です。

それが仮にあなたの本当の強みでなかったとしても、強みに近いものがわかることは強みを導き出すのに最短距離を歩めるということなので、非常におすすめです。

 

10以上の自己分テストを行なった私がおすすめする自己分析テストは、以下の2つです。

 

気になる人は以下の記事からチェックしてみてください。

自己分析をする

当たり前ですが、自分の強みを知りたい時におすすめなのが自己分析をする方法です。

自己分析をすることであなたの強みだけではなく、あなたが働くべき環境などもわかるようになります。

自己分析のやり方を知りたい人は以下の記事をチェックすると良いでしょう。

>> 【結局何すればいいの?】自己分析のやり方を超詳しく解説します。

まとめ

今回はESで絶対に聞かれる自己PRの書き方をまとめました。

自己PRで大事なのは「自分の強みがどのようにその経験で活きたか、そして御社ではどのように活かせると考えているか」です。

感覚としては「自分は営業マンで、自分という商品を売り込むんだ!」という感覚でいきましょう。

このブログでは多くの就活系の記事を更新しているので、もし気になった人はぜひ読んでいただけると幸いです。

それでは、また。

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小田楓

マーチ生だった楓です。月間1万人以上が訪れる「就活生だからこそ言えること」を伝えるサイト、就活備忘録.comを運営しています。22卒/長期インターン2社→ITベンチャーにて人事

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