結局、ESって何をどうやって対策すればいいの?
あと、どれくらい対策したらOKなの?
みなさんはこういった疑問や不安をお持ちではないでしょうか?
この記事を読めば「ESの対策方法や気をつけるべきこと」などが分かります。
全て詰め込んだ結果、7000字を超える記事となっていますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
この記事を読むとわかること
- ESとは
- ESの対策方法
- ESを書くときに気をつけること
- ESが通らない場合に見直すべきこと
僕は就活生の時に、「ESの全てがわかるサイトがあったらいいのにな」と思っていました。
なので、この記事では「ESにおいて知っておくべきこと全て」がわかるように作成しています。
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ESとはエントリーシートのことです

まずはESについて説明していきます。
ESとは、エントリーシートの略で、就活生が面接の前に企業に提出する書類のことをESと呼ぶ場合が多いです。
なので、履歴書的な書類や自己PRなどを聞かれる書類も全て、ESの一部です。
ESの対策は絶対必要
ESって結局履歴書みたいなものだから対策しなくても大丈夫なんじゃないの?
と思っている人がいるかもしれません。
僕も就活を始めたばっかの時は、履歴書の対策なんてしなくてもいいでしょと思っていました。
しかしながら、就活においてESの対策は絶対に必要です。
なぜなら、対策しないで受かるほどESは甘くないからです。
元々の文章力が小説家並みの人なら、おそらくぶっつけ本番でもESを通過することができるかもしれません。
しかし、そうではない場合は、対策なしでの通過はまず無理でしょう。
僕はとりあえず出してみた
とは言っても、僕はそれを信じずに実際にESをとりあえず提出してみました。
そしたら案の定、全滅。
ESの大変さを思い知らされた体験でした。
なので、みなさんも一回ESを試しに提出してみても良いかもです。
(もちろん本命の企業などではなく、志望度の低い企業でやることをオススメします。)
>>ESの提出先を増やすために就活サイトの登録を考えている人はこちら
ESで聞かれる定番質問は3種類ある

ESでは定番の聞かれる質問として、3つの質問があります。
それが以下の3つです。
- ガクチカ
- 自己PR
- 志望動機
今のところ、
ガクチカってなに?
と思っている人もいるでしょう。
それぞれについては後ほど紹介しますが、今は「ESで聞かれる質問は定番の3種類がある」ということを覚えておけばOKです。
一応、それぞれの設問で最もベーシックな質問を書いておきます。
- ガクチカ→あなたが学生時代に最も頑張ったことを教えてください
- 自己PR→あなたの長所と、それが発揮されたエピソードを教えてください
- 志望動機→なぜ弊社を志望するのか教えてください
ESを書くには自己分析が必須
ここまで読ませておいて、すみません。
ですが、自己分析をしていない人はまずは自己分析を行いましょう。
自己分析をしていないと、「自分が将来やりたいこと」や「自分があっている環境」がわからないため、志望動機を書けません。
自己分析をしていないと、自分の強みがわからないため、自己PRを書けません。
このように自己分析をしていないとESは書けないので、まずはめんどくさいかもしれませんが、自己分析をしましょう。
>>自己分析のやり方を超詳しく解説しました。
自己分析のやり方は大きく2つ
自己分析のやり方は大きく分けて2つあります。
- 一から自己分析していく方法
- 自己分析テストを使って自己分析していく方法
僕は、まずは自己分析テストを受けて、それをもとに自己分析をする方法をオススメしています。
なぜなら、その方が正確で、圧倒的に効率がいいからです。
なので、ESを書きたいけど自己分析をしていないという人は、以下の記事から自己分析テストをチェックして、自己分析テストを受けましょう。

ESの対策方法を紹介

ここからは肝心なESの対策方法を紹介します。
と言いたいところですが、ESの対策方法で「この通りやれば完璧なESを作れます」というものはないと思っています。
なぜなら、それぞれの就活生が書くESの内容が違うのに、そんな万能な対策方法があるわけないからです。
書いて、書き直しての繰り返し
ということで、申し訳ないのですが、基本的には「書いて、書き直しての繰り返し」です。
僕もこの方法で少しづつESをブラッシュしていきましたし、僕の友達で外資系企業に内定もらっている人もこの方法でした。
他人のESと比較する
ではどうやったら、「良いES」が書けるようになるのでしょうか?
結論は、良いESと自分のESと比較することです。
比較することで、自分のESにはない書き方だったり、構成を学ぶことができます。
例えば、自分のESでは結論ファーストで始めていなかったけど、他の人のESでは結論ファーストで文章が始まってる時に、「これ自分のESでも取り入れよう」と言った感じです。
みなさんが部活で上手になろうとした時にも、上手な先輩と比較して、できないところをパクろうとしませんでしたか?
それと一緒です。
ESを見れるサイトがある
ここまで読んでいて、
どこで他人のESが見れるの?
と思った人もいるのではないでしょうか?
実は、今の時代、他人のESが見れるサービスがあるんです。
この2つのサービスでは、選考体験記なる、選考のレポートをみることができます。
具体的には「提出したESや、面接で聞かれた質問、インターンのワーク内容」などが閲覧可能です。
なので、この2つのサイトに登録して、他の人のESを読み込み、自分のESをブラッシュアップすることをオススメします。
One Career→難関大学出身の就活生使用率No.1の就活サイト。ここでしか載っていない選考情報あり。先輩たちが書いたESや面接で聞かれた質問が書いてある「選考体験レポート」がかなりやばいです。(さらに詳しく知りたい人はこちら)
unistyle→10,000枚以上のESが読み放題の就活サイト。ESに苦戦している人は絶対に登録するべき。LINEのオープンチャットがあり、就活に関する情報を最速でキャッチできる。LINEのオープンチャットのためにも登録しても良いくらい。(さらに詳しく知りたい人はこちら)
ある程度の型はある
ESにはある程度の型があります。
型とは、この質問の場合はこうやって書くみたいな感じの流れです。
最初のうちは0から全て書いていくのは難しいと思うので、型にはめて書いていくのでも良いかもしれません。
気になる人のために、以下に「ガクチカ・自己PR・志望動機」の型を載せておきます。



完成したら添削してもらおう
晴れてESが完成したら、第三者に添削してもらうのがオススメです。
というのも、自分でESの添削をするのは不可能だからです。
自分で自分のESを添削しようとすると、どうしても主観的な意見が入ってしまいます。
また、そもそも該当するエピソードへの前提知識が違います。
仮に説明が足りていなくても、自分ではOKを出してしまうんですね。
ということで、改めてですが、他人に添削を依頼するのがオススメです。
誰に添削を依頼するべき?
特に先輩などの社会人の人に添削をしてもらうのがベストでしょう。
ただ、社会人の先輩などがいない場合もあるでしょう。僕も2、3人しか知り合いがいなかったので、この部類に近いです。
そういった場合は、就活エージェントを利用すると良いでしょう。
就活エージェントはみなさんが内定するまで、ESの添削や面接の対策をしてくれるので、ぜひ活用することをオススメします。
就活エージェントについてあまりわからない人は以下の記事を読んでみると良いでしょう。
>>就活エージェントのサービス全容を紹介しました。
就活エージェントに特にこだわりがない人は以下の3つの就活エージェントを使うことをオススメします。
・JobSpring→圧倒的に丁寧な就活エージェント。本当におすすめする3社〜5社を紹介するため、学生に良心的。また、自己分析テストをもとに就活相談を進めてくれる。女性の利用率が7割を超えているため、女性も安心。中の人が実際にインタビューをして、おすすめできるか確認済み。
・irodasサロン→年間利用者数が13,000人の超大手就活エージェント。コミュニティ型となっており、就活生同士での密な連絡も可能です。そのため、満足度が脅威の95%となっている。就レポでは口コミ数1位。
・キャリアチケット→就活生にも大人気の人材系企業レバレジーズ株式会社が運営する就活エージェント。1万人以上の就活生にアドバイスをしてきたコンサルタントが圧倒的な質のサービスを完全無料で提供。最短2週間で「内定」までいけるのはキャリアチケットのみ。
完成したら、テンプレとして使い回しでOK
添削をしてもらい、完成度の高いESが作れたら、あとはそれを使い回しでOKです。
僕は先輩や就活エージェントに添削してもらって、ESを完璧にして、それを使い回していました。
それで全然選考を通過できたので、みなさんもぜひテンプレとして完成したESを使い回すことをオススメします。
>>ESをテンプレ化して使い回す方法を紹介します。
もちろん、テンプレ化するべきなのは「ガクチカと自己PR」だけで、志望動機は毎回企業ごとに変えて作りましょう。
ESを書く時に気をつけること

ここからはESを書く時に気をつけるべきことについて説明します。
具体的には以下の3つの点に気をつけることをオススメします。
- なるべく具体的に書く(抽象的な言葉や、解釈が異なる言葉を使わない)
- 他人が書いたESと比較してブラッシュアップする
- 自分が書いたESは自分ではチェックできないので、他人にチェックしてもらう
順番に説明します。
なるべく具体的に書く
みなさんはESの中で抽象的な言葉を使っていませんか?
例えば、「売上がとても上がりました」や「大幅に離職率が低くなりました」などのものです。
これの何がいけないかというと、人によって解釈が変わってしまうことです。
例えば、大幅に離職率が低くなりましたというのは具体的に何%なのでしょうか?
人によっては50%を想像する人もいるし、10%を想像する人もいます。
このように抽象的な言葉を使うと人によって解釈に差が出てしまうため、オススメできません。
ESを書く時には、人によって解釈の余地がないように数字などを使い、ESを書いていくことで、具体的でわかりやすいESになります。
他人が書いたESと比較してブラッシュアップする
先ほども説明しましたが、自分のESが良いESなのかって、自分のESだけ見ていてもわからないんですよね。
自分のESの良し悪しは他人のESと比べることで、わかるようになります。
例えば、自分のESが選考に全然通らない酷いものでも、自分のESしか読んだことがなかったら、その事実に気づけないでしょう。
なので、他人のESと比較することが大切です。
ブラッシュアップも大切
ブラッシュアップも忘れてはいけません。
比較して、そこで満足していては、そのESがより良いESになることはありません。
比較したら、すぐにブラッシュアップ。
この癖をつけていくようにしましょう。
改めてになりますが、先輩たちが実際に書いて、選考に通過したESを知りたい人は以下のサイトを使いましょう。
One Career→難関大学出身の就活生使用率No.1の就活サイト。ここでしか載っていない選考情報あり。先輩たちが書いたESや面接で聞かれた質問が書いてある「選考体験レポート」がかなりやばいです。(さらに詳しく知りたい人はこちら)
unistyle→10,000枚以上のESが読み放題の就活サイト。ESに苦戦している人は絶対に登録するべき。LINEのオープンチャットがあり、就活に関する情報を最速でキャッチできる。LINEのオープンチャットのためにも登録しても良いくらい。(さらに詳しく知りたい人はこちら)
他人にESをチェックしてもらう
改めてになりますが、自分で自分のESをチェックするのは無理です。
それは、客観的に自分のことを見ることができないからです。
ガクチカ一つを取っても、そのガクチカはあなたが実際に経験したことなので、多くの説明がなくてもわかるかもしれません。
ただ、初見の人事からすると、その説明ではわからないこともあるでしょう。
そもそもの前提知識が違うのです。
なので、ESは書いたら必ず他人にチェックしてもらうようにしましょう。
ESが通らない時に見直すべきポイントを解説

あなたのESが通らない時には、そのESを見直す必要がもちろんありますよね。
ESを見直す時には以下の点を見直すことをオススメします。
- そのESは具体的に書けているか
- そのESは伝えたいことが明確か
- そのESは個性的か
- そのESに自分で100点をつけれるか
順番に説明します。
そのESは具体的に書けているか
具体的、具体的と繰り返し、すみません。
ただ、具体的にESを書くことは本当に重要です。
ただでさえ、文章で何かを伝えるのは難しいのに、文章が抽象的だと余計に伝わりません。
なので、具体的に、数字をつかってESを書くことを意識しましょう。
そのESは伝えたいことが明確か
みなさんはESで伝えたいことを一文で説明することができますか?
例えばそのガクチカでは何を人事に伝えたいですか?
これがすぐに言えるようになっていないのであれば、ESの見直しをするべきでしょう。
そのESでは何を伝えたいのか、これを一文で書き、それを具体例を交えてESの中で説明していく。
そんなイメージでESは書きましょう。
そのESは個性的か
ここまでESについて多くを説明してきて、こんなことを言うのは嫌ですが、人事はESをしっかり読んでいません。
特に人気の企業になるとその傾向は強いです。
なぜなら、1日に何百枚ものESを読む必要があるからです。
日系大手にもなると、何千枚というESが届きます。
それを一つ一つしっかり目を通すとなると、半端じゃない時間と労力がかかります。
なので、最初を少しだけ読んで、興味があったら続きを読むと言うのが正直なところでしょう。
そのため、人事の目を引く個性的なESを作ることで、ESを読んでもらえる可能性を上げることができます。
そのESに100点をつけれるか
あなたは自分の書いているESに100点を自信を持ってつけることができますか?
もし90点を切っている場合は、見直しが必要です。
もちろん100点満点をつけるのは難しいでしょう。
ただ、90点を切っているとなると、何かしら自分の中で「改善が必要」と思っている箇所があるはずです。
それを放置せずに改善しましょう。
ESはできるだけ早く片付けよう
ここまで、読んでいただきありがとうございます。
ESはあくまでも面接に進む前の足切りを通過するためのものです。
なのでなるべく早く片付けて、面接の対策に進むようにしましょう。
面接の対策方法を知りたい人は以下の記事を読むことをオススメします。
