面接で挫折経験を聞かれるけど、これといって挫折した経験がないんだよな…
なんて答えればいいの?
みなさんはこういった不安や疑問をお持ちではないでしょうか?
長文で申し訳ないですが、この記事を読めば「企業選びの軸」について深く理解することができます。
この記事を読むとわかること
- 企業選びの軸に社風を入れることはあり
- 企業選びの軸に社風を入れるためにするべきこと
- 企業選びの軸の作り方
それでは早速解説していきます。
- 就活備忘録.comの管理人
- 22卒の就活生(某有名ITベンチャー内定)
- 当サイトは月に10,000人以上の就活生が閲覧


・Offerbox→登録企業数・登録学生数No.1の逆求人サイト。マイクロソフトや資生堂、ニトリなどの超大手企業が採用している。僕も使っていたが、大手からスカウトがちゃんと届いた。(さらに詳しく知りたい人はこちら)※23卒&24卒対応中!
・キミスカ→「ありのままの自分を」見せることがモットーの逆求人サイト。登録企業数が多いことはもちろんだが、最大の特徴は、学歴や実績などが関係ないこと。僕も使っていたが、性格を重視されている印象を受けた。(さらに詳しく知りたい人はこちら)※23卒&24卒対応中!
・JobSpring→圧倒的に丁寧な就活エージェント。本当におすすめする3社〜5社を紹介するため、学生に良心的。また、自己分析テストをもとに就活相談を進めてくれる。女性の利用率が7割を超えているため、女性も安心。僕が実際にインタビューをして、おすすめできるか確認済み。※23卒対応中!
企業選びの軸に社風を入れるのはありか

そもそも企業選びの軸に、社風を入れるのはありでしょうか?
結論を言うと、ありですが、控えるべきかと思います。
社風は外部からわからない
理由はこれ一つ、社風は外部からはわからないということです。
就活でよく「うちの社風は〜〜で」みたいな話を聞くと思います。
でもそれが本当かどうかってわからないですよね。
社風というのは実際に働いてみるか、働いている人に聞かないとわからないです。
なので後ほど説明しますが、OBOG訪問をして社風について理解している人なら企業選びの軸に入れるのはありです。
それ以外の人はなしというのが結論です。
社風を企業選びの軸に入れるのはハイリスクローリターン
また、社風に関しては面接官から疑問を持たれやすい項目です。
もし仮に「御社の〜〜な社風に惹かれて」と面接で伝えても、面接官がそのように思っていなかったら、面接官からはトンチンカンなことを言っていると思われるでしょう。
面接では基本的に自分のスペースに引き込むことが大切になります。
相手のスペースで戦ってはいけません。
なので、相手のスペースで戦う必要がある社風はハイリスクで、ローリターンです。
もちろん僕は入れなかった
ということで、上記から分かるように、僕は社風を企業選びの軸に入れませんでした。
>> 僕の企業選びの軸を知りたい人はこちら
もちろん社風を入れること自体に問題は全くないですが、僕のスタンスとしてはおすすめしません。
企業選びの軸に社風を入れるためにするべきこと

社風を企業選びの軸に入れるためにするべきことを紹介します。
具体的には以下の3つを行いましょう。
- OBOG訪問をする
- インターンをする
- 自己分析をする
順を追って解説します。
①OBOG訪問をする
社風を感じ取るためには、その会社で実際に働いている人とコミュニケーションを取るのが一番有効です。
先ほども言いましたが、その会社を外から見ただけで社風を感じ取ることはできません。
会社説明会などで感じ取れるのは上辺の社風だけです。
なので、OBOG訪問をして、たくさんの社員さんと話し、社風を感じ取りましょう。
周りにOBOGがいないんだけど…
という人もいると思います。
そういった人におすすめなのが、Matcherというサービスです。
大学関係なく、誰でも簡単にOBOG訪問ができるようになっているサービスなので、気になる人はチェックしてみても良いかもしれません。
②インターンをする
みなさんもご存知だと思いますが、社風を感じるのに1番の近道は実際に働いてみることです。
百聞は一見に如かずというものに近いかもしれません。
なので、インターンができるならその会社でインターンをしてみましょう。
それは長期のインターンでなく、短期のインターンでもOKです。
サマーインターンやウィンターインターンに参加することによって、ある程度の社風は感じ取れると思います。
例えば僕が参加したインターンでは、社員同士がフランクに話しているのかそうではないのかというのがよくわかりました。
特に複数のインターンに参加して比較検討をすると、社風はさらによく分かるようになりますよ。
インターンを探すなら以下のサイトで探すのがおすすめです。
One Career→難関大学出身の就活生使用率No.1の就活サイト。ここでしか載っていない選考情報あり。先輩たちが書いたESや面接で聞かれた質問が書いてある「選考体験レポート」がかなりやばいです。(さらに詳しく知りたい人はこちら)
unistyle→10,000枚以上のESが読み放題の就活サイト。ESに苦戦している人は絶対に登録するべき。LINEのオープンチャットがあり、就活に関する情報を最速でキャッチできる。LINEのオープンチャットのためにも登録しても良いくらい。(さらに詳しく知りたい人はこちら)
③自己分析をする
社風と自分がマッチしていることをアピールするには、社風の理解はもちろんのこと、自分の理解をしっかりできていないといけません。
そのために自己分析が必要になります。
自己分析の終わりがわからない
「自己分析をしましょう」という言うと、
自己分析をしているんだけど、どこまで自己分析すればいいかわからない…
という質問を受けます。
そういった人のために、以下に簡単にできる自己分析方法を紹介しておきます。
自己分析を始めていない人はもちろん、自己分析をもうやっているけどいまいち終わりがわからない人にもおすすめです。


企業選びの軸の決め方を紹介します

最後に企業選びの軸の決め方を説明します。
具体的には以下の3ステップで進めていくと、納得のいく企業選びの軸が完成します。
- 譲れない価値観を洗い出す
- 魅力的な業界がなぜ魅力的なのか洗い出す
- それぞれで洗い出したもので共通するものが軸になる
順を追って解説していきます。
①:譲れない価値観を洗い出す
最初に譲れない価値観を洗い出しましょう。
とはいっても自分が譲れない価値観を洗い出すのは難しいですよね。
そこでおすすめなのが、「こんな人間にはなりたくない」というものです。
✔️例
例えば、「モテたい」というのが譲れない価値観として心の奥底にある場合、自然と「モテない人間にはなりたくない」という気持ちが出てくるでしょう。
自分が譲れない価値観と自分がなりたくない人間は表裏一体です。
なので、まずは「こんな人間にはなりたくない」というのを洗い出し、その逆である「譲れない価値観」を洗い出しましょう。
会社の犬になりたいくないから、すぐに実力がつく環境というのもありですね。
②:魅力的な業界がなぜ魅力的なのか洗い出す
自分が魅力を感じる業界がなぜ魅力的なのかを洗い出すのがステップ2です。
ここでも本音ベースで、自分がなぜその業界に魅力を感じるのか書き出します。
✔️例
例えば、商社が魅力的に感じる人は「海外で勤務できる、給料が高い、モテる」などがあるでしょう。
逆に農業に興味がある人は、「ほのぼの暮らしたい」というような願望があるかもしれません。
このように本音ベースで、なぜみなさんが魅力を感じる業界が魅力的なのかを考えてみましょう。
③:それぞれで洗い出したもので共通するものが軸になる
最後に洗い出したものを組み合わせるのが、このステップです。
上記の例を使うと、このAさんは「モテない人間になりたくない」→「モテる人間になりたい」という譲れない価値観がありました。
そして魅力的な業界が商社で、理由は「給与がいいから、モテるから」というものでした。
ここで被るのが、「モテるから」という価値観です。
これがこのAさんの中で、非常に重要な譲れない価値観であることがわかります。
バカな軸でもOK
モテるからなんて価値観、ちょっとバカバカしいので、こんなの就活の軸にならないと思う人もいるかもしれません。
ただ、そんなことはありません。
これがAさんの本音であり、Aさん自身が後悔しないためにも、Aさんの就活の軸になるべきなんですね。
みなさんの譲れない価値観、すなわち就活の軸はどうなりましたか?
納得できる就活の軸ができていることを願っています。
▼さらに詳しく知りたい人は以下の記事からさらに詳しく知ることができます。

企業選びの軸に社風はおすすめしないです
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
企業選びの軸に社風を入れるのはリスキーなことだと思うので、控えることをお勧めしますが、最終的な判断は皆さんにお任せします。
このサイトでは他にも就活関連の情報をたくさん公開しているので、もしよかったらぜひ。
この記事をご覧の方は、以下の記事がおすすめかもしれません。
