これで面接3連敗です。
就活の面接が難しくて、落ちてばかりでつらいです。
どうすればいいでしょうか?
今回はこういった疑問に答えていきます。
この記事を読むとわかること
- 面接の通過率
- 面接で落ちる理由4つ&どうやって対策するか
- 簡単に内定を取る方法
- それぞれの面接段階における対策
この記事を読めば「面接に落ちた時の乗り越え方や面接通過のコツ」などが分かります。
全て詰め込んだ結果、6000字を超える記事となっていますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
大前提:面接の通過率は低いです
タイトルでネタバレしていますが、面接の通過率は普通に低いです。
以下の表が大体の面接の通過率です。
1次面接 | 30% |
2次面接 | 30% |
最終面接 | 40% |
合計通過率 | 3.6% |
この表を見ると分かる通り、内定をもらえるのは面接を受ける人のうち3.6%程度なのです。
大抵の企業の選考の場合、最初はESとウェブテストから始まるでしょう。
その段階で落ちる人もいるので、その人たちを入れたら、内定率は1%程度と言っても良いでしょう。
このように「内定」は、もともと物凄い高い壁なんです。
なので面接に落ちてしまうのは珍しいことでもなんでもなく、割と当たり前のことなんです。
私の肌感ですが、20社受けて内定一つ取れたらまあまあすごい気がします。
となると、5%ぐらいとなるので、おおよそ上記の表と同じですね。
面接で落ちる理由は主に4つ
先ほど少し説明した通り、面接は基本的には落ちるものです。
だからと言ってそこで何もしないままでは「内定」が出ることはないでしょう。
皆さんのゴールは内定をもらうことだと思うので、面接で落ち続けてしまう場合には、何か改善する必要があります。
面接に落ちる時には以下の理由で落ちている場合がほとんどなので、一つずつ見ていきましょう。
- 志望度をアピールできていない
- 自己理解が浅い
- 会社と業界の理解が浅い
- カルチャーマッチしていない
以下のものは人事の人に聞いた内容と自身が面接を受けていく中で感じたものです。
なのでそれなりに信用に値する情報であると思っています。
志望度をアピールできていない
面接に落ちる一番多い理由が、「志望度が足りない」というものです。
面接ってある種の「告白」で、時間内にどれだけ想いを伝えられるかというゲームです。
就活生側は「告白者」で、面接官側が「告白される側」です。
現状では面接官は皆さんのことをなんとも思っていません。
その面接官の気持ちを30分程度の時間で動かす、そして「告白にOKを出してもらう」、これが就活の面接なのです。
そうなった時に「志望度が低い」というのは、「あなたが一番好きではないけどとりあえず告白している」という意思表明をしているのと一緒なのです。
皆さんはそんな告白されたらどう思いますか?
多くの人は「じゃあ大丈夫です」と一蹴しますよね。
このように「志望度が低い」というのは就活の面接では、致命傷なのです。
自己理解が浅い
自己理解が浅いというのも面接で落ちてしまう大きな理由です。
これも「告白」に例えてみましょう。
自己理解が低い人は「私はあんまり自信ないんだけど、多分〇〇な人が好きで、だから君と付き合いたいんだ」という告白をします。
皆さんはこの告白をどう感じますか?
「本当にそうなのか?」ってどこか思ってしまうところがありますよね。
逆に自己理解が深い人は以下のような告白ができます。
「私は過去に〇〇という経験をして△△という価値観を持った。この価値観が君と同じだと思う。だから付き合って欲しい」という告白ができるんです。
どうですか?告白の重みが全然違くないでしょうか?
就活の面接でもこれと一緒で、「私の〇〇という価値観や判断軸が、御社の社風と当てはまっている」といったように説明することが重要です。
「なんかこういう性格な気がするので…」と言われてもそれが本当か面接官は確認できません。
結果として、その就活生を次の選考ステップに進める確信が持てず、不合格となってしまうのです。
なので自己分析をしっかりして、自己理解を極めましょう。
もし自己分析のやり方がわからない場合は、以下の記事を読みながら行うことをおすすめします。
会社と業界の理解が浅い
3つ目の理由が会社と業界の理解が浅いということです。
これも告白に例えると、会社や業界の理解が浅い人は「たぶん、君はこういう人だと思うから私は君と付き合いたい」という感じです。
こんな告白嫌ですよね。
逆に会社や業界分析をしっかりしている人は「君は〇〇な時△△な行動を起こせる人で、私はそんな君が好きだ。付き合って欲しい」という告白ができます。
圧倒的に後者の方が告白として完成度が高いですよね。
これは就活の面接でも一緒で、自分が御社の業界と会社自体について知っているということをアピールしなくてはなりません。
ここの理解が浅いと知らず知らずのうちにトンチンカンな質問をしてしまったり、最新ニュースをチェックしていれば聞かずに済むことを聞いてしまったり…
会社について知るということは相手の性格を知るということと同じことです。
業界研究と企業研究は、自分がその会社について就活生の中で一番詳しいんだと誇れるまで徹底して行いましょう!
カルチャーマッチしていない
上記の3つが完璧にできていたとしても面接に落ちる時があります。
それがカルチャーマッチしていない時です。
告白で例えるなら「確かに君は魅力的なんだけど”何か違うんだよね…”」といった感じです。
これは正直避けられません。
なぜなら面接は「人と人」が作り出す場なので、人の主観(好き嫌いなど)は絶対に入ってしまいます。
こうなったら潔くあきらめましょう。
仮に会社に入れたとしても性格がマッチせず、早期退職になる可能性が高いです。
面接で落とされた時の気持ちの対処法
希望する企業の面接で落とされると、かなりメンタルに来ると思います。
私も第一希望の企業から落とされたときは、結構メンタルに来ました。
結論、面接に落とされたからといって就活がそこで終わりではないですし、その企業が自分にとってベストなのかはわかりません。
なので、面接に落とされたときの気持ちの最適な対処法は、「この企業、自分を落とすなんて見る目がないな」と思うことです。
面接に落ちる理由は無限にある
面接に落ちた時にやってはいけないことは、「なんで面接に落ちたんだろう」と深く考えることです。
え、面接を振り返って、次の面接に活かすのがいいんじゃないの?
普通に考えたら、面接の振り返りをするのが正しいです。
ただし、面接は特殊なゲームで、いくら振り返りをしても、自分が思うダメだったポイントが本当にダメだったのかは面接官しかわかりません。
テストなら、どこが間違っていて、どこが合っているのかわかります。
しかし、面接ではどこが高評価で、どこが低評価なのかはわからないのです。
なので、面接を振り返って、自分がダメだったところを探そうとするのは時間の無駄になりがちです。
もちろん、大きなミスを犯したことが明確な場合は、それの改善に取り組む必要があります。
次の面接に気持ちを進めるのがおすすめ
ということで、もう終わった過去の面接の結果に気落ちするのではなく、未来の面接のために気持ちを作るのがおすすめです。
どんなに優秀な人だって、面接では落ちます。
面接はあくまでも相性のゲームなので、落ちたということは相性が悪かったんだと振り切ることが大事です。
この記事を読んでいる、就活に真剣に取り組んでいる人は必ず内定をもらえます。
なので、心配せずに就活を続けましょう。
【就活がめんどくさい人向け】楽に内定をもらえる方法

そもそも楽に内定をもらえる方法なんてあったらみんなやってるでしょ。
本当におっしゃる通りです。
確かに「楽に内定をもらう方法」があれば、誰しもが実践するでしょう。
ただ、「比較的楽に内定をもらう方法」はあります。
なので、就活がめんどくさいと感じていて、特に行きたい企業がない人は以下の3つを行いましょう。
- 逆求人サイトを有効活用
- 就活エージェントを有効活用
- 倍率の低い企業を受ける
一つずつ、丁寧に説明していきます。
逆求人サイトを有効活用
逆求人サイトとは、本来の求人サイトと違って、「企業が皆さんをスカウトする」形のサイトです。
感がいい人なら気づいたかもしれませんが、企業が就活生をスカウトする形のため、以下のようなメリットがあるんですね。
- 自ら選考に応募しなくて良い
- スカウトされるため、ES免除や一次面接免除などの優遇がある
- 学生はプロフィールを登録するだけであとは放置でOK
それだけ聞くとめっちゃ便利そうに聞こえるけど、結局高学歴の人だけしかスカウトがこなさそう…
先に結論を言うと、今から紹介する逆求人サイト2つは「学歴」ではなく、「皆さんの人柄と強み」を見ているサイトになります。
なので、学歴や経歴の心配は必要ありません。
※もっと言うと、登録は無料なので、登録だけして自分にスカウトが来るか確かめるというのも全然アリです。
具体的なサービス名を挙げると、「Offerbox」と「キミスカ」という逆求人サイトが、学歴関係なくスカウトされるため、おすすめです。
ちなみにこの2つが国内最大級の逆求人サイトのため、安心して登録できますね。
・Offerbox→登録企業数・登録学生数No.1の逆求人サイト。マイクロソフトや資生堂、ニトリなどの超大手企業が採用している。私も使っていたが、大手からスカウトがちゃんと届いた。(さらに詳しく知りたい人はこちら)※22卒は対応終了。
・キミスカ→「ありのままの自分を」見せることがモットーの逆求人サイト。登録企業数が多いことはもちろんだが、最大の特徴は、学歴や実績などが関係ないこと。私も使っていたが、性格を重視されている印象を受けた。(さらに詳しく知りたい人はこちら)※22卒も引き続き対応中。
就活エージェントを有効活用
みなさんは就活は一人で進めていくものだと思っていませんか?
少なくとも私はそう思っていました。
ですが結論を言うと、就活は周りの友達や先輩、社会人の人からフィードバックをもらいながら進めていくものです。
面接は客観視する必要あり
まず就活において内定をもらうには、面接を数回通過する必要があります。
面接はあなたの主観的な評価によって決まるものではなく、面接官視点から見た評価によって決まります。
何が言いたいかというと、自分のことを客観視するのは無理なので、周りの人の助けを借りるべきと言うことです。
私自身、自分が伝えたかった自分像が模擬面接で友達に全く伝わっていないなんてこともありました。
特におすすめなのが、就活エージェント
就活エージェントはいわば、就活のプロです。
内定をもらうために何をすればいいのか、あなたがどんな風に面接官に写っているのか細かく教えてくれます。
私自身、就活生時代に2社の就活エージェントを使っていました。
面接とESの磨き上げに非常に有益でした。
なので、就活エージェントを活用して面接練習やESの添削などを行い、内定への最短距離を進みましょう。
就活エージェント何を使えばいいのかわからないという人には以下の3つがおすすめです。
・JobSpring→圧倒的に丁寧な就活エージェント。本当におすすめする3社〜5社を紹介するため、学生に良心的。また、自己分析テストをもとに就活相談を進めてくれる。女性の利用率が7割を超えているため、女性も安心。中の人が実際にインタビューをして、おすすめできるか確認済み。
・irodasサロン→年間利用者数が13,000人の超大手就活エージェント。コミュニティ型となっており、就活生同士での密な連絡も可能です。そのため、満足度が脅威の95%となっている。就レポでは口コミ数1位。
・キャリアチケット→就活生にも大人気の人材系企業レバレジーズ株式会社が運営する就活エージェント。1万人以上の就活生にアドバイスをしてきたコンサルタントが圧倒的な質のサービスを完全無料で提供。最短2週間で「内定」までいけるのはキャリアチケットのみ。
倍率が低い企業を受ける
当たり前ですが、日系大手の企業ばかりを受ける人は他の就活生に比べて内定率が下がるでしょう。
逆に他の人が見向きもしない企業を選んで受けている人は、内定率が高いです。
これはその企業が魅力的・魅力的じゃないという話ではなく、倍率が高いか低いかの話です。
倍率が低い企業を選べば、その分だけ楽に内定を取ることができます。
隠れ優良企業を探せ
倍率の低い企業ってどこかの町工場とかそういうイメージがある…
実は就活生が知らないだけで隠れ優良企業はたくさんあります。
特に「BtoB」の企業に隠れ優良企業が多いため、一度「BtoB」の企業を見てみると良いかもしれません。
【段階別】面接の対策方法

実は就活の面接は、選考段階に応じて「みられているポイント」が違います。
例えば、1次面接はネガティブチェックの面接です。
1次面接、2次面接、最終面接で見られているポイントをしっかり理解して面接に挑まないと、不合格の可能性が高くなってしまいます。
逆にそれぞれのステップごとの面接対策をすることで、面接通過率を劇的に上げることが可能です。
以下に1次面接、2次面接、最終面接の対策方法を紹介した記事を載せておくので、みなさんが一番つまづいている面接の対策方法を確認してみましょう。
面接に落ちるのはつらいけど、立ち止まってはダメ
最後に私が思うことを少し書きます。
面接で落ちるのは当たり前です。
そもそも内定まで3.6%の人間しかいけないのであれば、9割以上の人はどこかの面接で落ちます。
ただ、この3.6%という数字をあげれる人とあげれない人の差は、ここで反省をして次に生かせる人とそうでない人です。
面接で落ちてつらいのはわかりますが、そこで諦めてしまうのではなく次の行動に移しましょう!
何をすればいいかわからないのであれば、とにかく情報に触れる努力をするなどでも良いと思います。
皆さんのご活躍を大変応援しています。
この記事の読者におすすめ