面接

【内定者が語る】面接での志望動機の伝え方を解説。コツは全部で5つです。

 
      

面接でうまく志望動機が伝えられない…

面接でうまく話すためのテクニックがあるなら知りたい…

みなさんはこういった疑問をお持ちではないでしょうか?

この記事はそんなみなさんにぴったりの記事となっています。

✔️この記事を読むとわかること

  • 面接で志望動機をうまく伝える方法
  • 面接でうまく伝えるためのテクニック
  • 面接で志望動機を聞かれた時の回答例
 

志望動機をうまく伝えるにはコツやテクニックがあります。

具体的に言うと、5つのコツがあります。

 

それを理解するようになると、面接の通過率を上げることができます。

それでは早速解説していきます!

面接で志望動機をうまく話すためのコツとは?

面接で志望動機を聞かれる可能性は100%と言っても過言ではないでしょう。

事実、リクルートの調査「就職白書」によると、72%の企業が採用にあたって「企業への熱意」を重視すると答えています。

なので、面接で志望動機をうまく伝えることは、「内定率」に直結していると言っても過言ではないでしょう。

では、面接でうまく志望動機を伝えるためのコツとはどんなものがあるのでしょうか?

具体的には以下の5つを意識して志望動機を伝えることで、内定率を上げることができます。

  • なぜ御社でなくてはいけないのか
  • 御社に入って何がしたいのか
  • 自分は御社で何ができるのか
  • 熱意を込める
  • 根拠を持って伝える
 

順番に解説していきます。

なぜ御社でなくてはいけないのか

志望動機において最重要なのが、「なぜ御社でなくてはいけないのか」です。

正しい志望動機とは「その企業でしかできないことやその企業に就職することが自分にとって最適解である」ことを伝えることができる志望動機です。

もっと簡単に言うと、その企業にしか当てはまらない志望動機が正しい志望動機ということです。

 

唯一無二の志望動機を作り上げるには、以下の2つを行う必要があります。

  • 企業分析をして、その企業の強み・弱み・将来性を知る
  • 自己分析をして、企業と自分のビジョンを結びつける
 

何を言っているのかわからない人のために簡単に説明すると、

自分のビジョン(叶えたいことやなりたい理想像)と会社のビジョン(会社としてどうなりたいか)が一致していることを伝えれば良いということです。

 

企業分析や自己分析はやり方を間違えると無駄な時間を費やしてしまうことになるので、もしやり方が不安な人は以下の記事をチェックすると良いかもしれません。

御社に入って何がしたいのか

「なぜ御社じゃなくてはダメなのか」と同様に大事なのが、「御社に入って何がしたいのか」です。

就活生がよく陥る落とし穴が「御社に入ることをゴール」としているという問題です。

確かに就活生からしたら、内定をもらうことがゴールなのです。

しかし企業からすると「就活生に入社してもらい、成果を上げてもらうこと」がゴールなんですね。

なので、企業に入ってから何をしたいのかというのが重要になります。

〇〇事業部に入り、〇〇をしたいといった具合に話すと良いでしょう。

 

自分は御社で何ができるのか

就活生の多くは「Will」ばかり話しています。

確かに「Will」は大事なのですが、自分が御社に入った時に出せるバリュー、すなわち「Can」も同様に重要です。

むしろ、Willというのは実現したいことであり、必ずしも会社にとって利益的とは限りません。

ただ、Canは会社にとって自分という人材を雇うことでどのようなメリットがあるのかを提示しているため、会社にとって利益的です。

 

皆さんが面接で伝えている志望動機はどうですか?
Willが多い志望動機ではないでしょうか?

もしその場合は、Canを組み込んだ志望動機にしましょう。

熱意を込める

当たり前ですが、熱意を込めて志望動機を話すことは大事なことです。

同じ志望動機を話したとしても、熱意のある志望動機とそうではない志望動機では、面接官への伝わり具合が違います。

ただ、熱意を込めて喋るのが苦手という人もいるではないでしょうか?

そういった人は以下の対策方法を取ることをおすすめします。

  • 模擬面接で熱意を込めて話すことを練習する
  • 告白をする要領で話す
 

※私は気持ちを込めて話すのがすごい苦手だったので、これらの方法でなんとか熱意を込めて話せるようになりました。

 

根拠を持って伝える

皆さんの志望動機には、誰がみても納得できる根拠はありますか?

就活生に多くみられるのが、「すごい良い志望動機なんだけど、どうやってそこにリンクしたのかわからない」志望動機です。

どういうことかというと、志望動機が過去の経験と全くリンクしていない志望動機ということです。

例えば、サッカーをやったことがない人がいきなりサッカー選手になろうと思わないですよね。

逆にサッカーをやっていた人がサッカー選手を目指すのは誰もが納得するでしょう。

 

これは、過去の経験とこれから目指すものがリンクしているから納得できるというのを表している例です。

皆さんの志望動機と過去の経験はリンクしていますか?

リンクしていない場合、面接で落ちる可能性が高いため、リンクさせることをおすすめします。

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面接で使えるテクニック3つを解説します

私は個人的には面接におけるテクニックは誤差だと思っていますが、テクニックを駆使することで、面接の通過率を上げることができるのは事実だと思っています。

なので、今から私が使用していた面接のテクニックを紹介します。

  • 結論ファースト
  • PREP法
  • 相手の意見を肯定→反論
 

順番に解説します。

結論ファースト

皆さんもう、耳にタコができるくらい聞いているかもしれませんが、結論ファーストは超大事です。

結論ファーストで話さないと何をいっているのかわからないですし、頭が悪い人に聞こえます。

逆に結論ファーストで話すことで、頭が良い印象を植え付けることができます。

結論ファーストは面接では徹底するようにしましょう。

PREP法

結論ファーストに付随して大事なのが、PREP法です。

PREP法とは、以下のような形で話すことを言います。

  • P:Point(結論)
  • R:Reason(理由)
  • E:Example(例)
  • P:Point(結論)
 

この方法で話すことで、話したい内容が伝わりやすくなります。

実際に文章にしてみると以下のような形になります。

P:私は〇〇が大好物です。

R:なぜなら〇〇は甘いからです。

E:私がどれだけ〇〇を好きなのかを表す例として、〇〇を年に100回以上食べることが挙げられます。

P:なので、私は〇〇が大好物だと言えると思います。

 

どうでしょうか?
何が言いたのかわかりやすいですし、説得力があるのではないかと思います。

なので、面接でもPREP法を利用するようにしましょう。

相手の意見を肯定→反論

面接を受けていると「それって〇〇だよね?」といったように、自分の発言した内容を否定されることがあると思います。

面接官があなたの発言内容を否定した場合、あなたはどのように対応するべきでしょうか?

答えは、「一旦相手の意見を肯定してから、自分の意見を話す」です。

面接官と就活生の立場は対等ではあるものの、採用するかそうではないかを決める面接官の方が権力を持っています。

なので、できる限り面接官を気持ちよくさせて上げることが重要になります。

もしあなたが面接官だったとして、自分の意見が学生に「いや、そうではなくて…」といった感じで否定されたらどうでしょうか?

なんだか嫌な気持ちを抱く人もいるでしょう。

なので、面接官に否定的なコメントをされたら、

「確かにおっしゃる通りだと思います。ただ、私は…」といった感じで、一度相手を肯定するようにしましょう。

 

業界ごとの面接で志望動機を聞かれた時の回答例を紹介します

とはいっても、お手本の回答を知りたいという人もいるではないでしょうか?

なので、今から業界ごとの良い志望動機を紹介します。

※ここでの志望動機はワンキャリアを参考にしています。
あくまでも参考程度に使用することをおすすめします。

  • 金融
  • メーカー
  • IT
  • 商社
  • コンサル
 

金融業界の志望動機例

自分自身が商材なることで人間性を活かせる点、また社会の根底を支えることができる点の二点から証券会社を志望します。中でも貴社は、強固な顧客基盤による信頼性と柔軟なビジネスモデルによる成長性で、今後もお客様の多様なニーズに対応することができると考えています。またインターンやサークルを通じて培った、主体性を活かすことでお客様を深く理解し、多様なニーズに応えることのできるリテール営業として活躍できると考えます。そしてリテール営業の経験を活かし、高い専門性と経験が求められるPB部門において金融のプロフェッショナルとして自身の付加価値を高めていきたいです

 

メーカー

貴社のセールス職を志望する理由は2点ある。第一に、業界のリーディングカンパニーであるからだ。日本No.1であり業界を牽引する貴社は、今後も海外事業に注力し、アジアNo.1の食料品メーカーへの軌跡を辿っている最中だと考える。そんな挑戦と変革の時期に入社し、貴社の高品質な製品を世界中の生活者に届けたいと考えた。
第二に、貴社のセールス職がソリューション型営業であるからだ。コンサルタントのように、お客様の経営課題の解決策と合わせて製品を提案することで、生活者に対してより良い体験価値を提供できると考えた。また、ロジカルな思考とコミュニケーションが求められるため、自身の成長にも繋がると考えた。

 

IT

教育は多くの人が、助け合っていく必要があると思っています。その中でもやはり現場の意見は非常に重要です。私自身子供にプログラムを教えてきましたが、単語選びや、知識をブレイクダウンして伝えるのは難しく、教員の大変さを知りました。貴社はインフラとして、行政と現場をソフトウェアを通して繋でいます。だからこそ出来るサポートがたくさんあると思います。貴社では教員に向けての研修を多く行っていると聞いております。私もその研修に参加し、子供達に直接プログラムを教えた経験や、技術職という立場からお手伝い出来ることもあると思います。貴社に入社できれば技術者の知見を用いながら、教員・子供保護者・行政などの多くの人と関わりを持ちながら新しい教育を作って行きたいです。

 

商社

私は繊維を適切に流通させることで、経済を支えたいと考え貴社を志望しました。私は大学時代経済学部に所属しており、お金の流れについて、経済の流れについて学びました。経済を回すためにはお金を回す必要があり、お金を回すためにはモノを流通させなければなりません。モノの安定した流通を支えているのが商社であり、経済にとって欠かせない存在であると感じました。私は特に食品は経済を動かすためにも、人間を動かすためにも必要であると考えています。私は大学時代に培った経済の知識を活かし、食品分野に強みのある御社で、食品流通の適正量を考えることで活躍していきたいと考えています。

 

コンサル

コンサルティング業界を志望する理由は、時代に適合して早期に成長できる環境であると考えるからである。数年ごとに全く状況が異なる激動の現代では、時代のニーズに合った成長が求められ、変化を拒む人間は淘汰されてしまう。その点、総合コンサルティング業界では、グローバルで最新の情報を感知できる点、職種の垣根を超えた幅広い知見を短期に吸収することが可能な点において、若いうちから自身の市場価値を急速に高めて成長できると考えている。さらに、そのなかでも貴社を志望した理由は、チーム力を重視する社風に魅力を感じたからである。私は、中高での部活・学業や、大学でのゼミ活動を通して、チーム活動の相乗的な成長の凄まじさを体感している。そのため、仕事においても、個人を尊重し合いながら、チームとして成果を最大限に発揮できる組織に身を置くことで、互いに刺激を与え合いながら、絶えず成長を重ねたいと考えている。

 

まとめ

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。

面接というたった一回のチャンスの中で、志望動機を完璧に伝えるのは難しいと思います。

ただ、しっかりと準備することで思っている通りに志望動機を伝えることが可能です。

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小田楓

マーチ生だった楓です。月間1万人以上が訪れる「就活生だからこそ言えること」を伝えるサイト、就活備忘録.comを運営しています。22卒/長期インターン2社→ITベンチャーにて人事

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