内定者アルバイトはするべきでしょうか?
「つらい」と聞いたことがあるので不安です。
こういった疑問を解決します。
この記事の目次
- 内定者アルバイトとは
- 内定者アルバイトのメリット
- 内定者アルバイトのデメリット
- 内定者アルバイトへの個人としての意見
結論、私は内定者アルバイトはおすすめしていません。
メリット・デメリットからその理由を解説するので、ぜひ見ていってください。
内定者アルバイトとは

内定者アルバイトとは、内定を承諾した会社にて、入社する前にアルバイトとして働くことを言います。
なので、内定した会社でのアルバイトが内定者アルバイトです。
内定者アルバイトは近年、非常に一般的なものになってきています。
特に即戦力として活躍を求められやすいベンチャー企業では、内定者アルバイト制度を採用している企業が多いです。
サイバーエージェントでは、内定者アルバイトをしている人が多いのは有名ですね。
内定者アルバイトが増えている背景
背景としては、新卒も「すぐにバリューを出せる人」が求められるようになっていることが挙げられます。
少し前までは、会社に入れば、ずっと会社に留まるのが普通でした。終身雇用というやつです。
しかし、人材の流動性が高くなった今、引退するまで同じ会社にいるのは珍しいです。
なので企業は、新卒を長期的に育てていくのではなく、短い期間で育てる方針にシフトしています。
内定者アルバイトをすることで、入社してから短い期間でバリューを発揮できる人になってもらいたいと企業は思っています。
これが、内定者アルバイトが一般的になっている背景だと私は考えています。
内定者アルバイトのメリット

今から内定者アルバイトのメリットを解説します。
結論、以下の3つが内定者アルバイトのメリットだと考えています。
- その会社での働き方がわかる
- 入社時にリードできる
- 希望の職種に配属される可能性が高くなる
一つずつ、説明していきます。
メリット① その会社での働き方がわかる
実際に内定先で働いてみると、その企業での働き方がわかります。
例えば、残業が多い仕事場なのか、フレキシブルに働ける仕事場なのか。などです。
また、社員同士の絡みがどれくらいあるのか判断することもできますね。
入社を決める時にその会社の雰囲気や働き方について調べている人も多いと思いますが、ネットの情報と本当のことが違うことはあります。
「職場の雰囲気が自分の目でわかる」というのが内定者アルバイトの一つ目のメリットです。
メリット② 入社時にリードできる
内定者アルバイトをしている人と、そうではない人の間には、差ができます。
例えば、ビジネス基礎の知識やスキルもそうです。また、事業への理解度においても差ができるでしょう。
なので、内定者アルバイトをすると、他の学生と比較して、「この学生は仕事ができるな」という印象を与えることができます。
人は第一印象が9割なんていうくらい、最初に与える印象は大事です。
「内定者アルバイトをすることで、入社時に周りの学生よりリードできる」というのが2つ目のメリットです。
メリット③ 希望の職種に配属される可能性が高くなる
みなさんは希望の職種や部署があると思います。
例えば、マーケティングをやりたい人や人事をやりたい人などがいるでしょう。
内定者アルバイトをしていると、希望の職種や部署に入りやすくなります。
なぜなら、入社後の配属が決まる前にやる気や能力をアピールできるからです。
それはつまり、内定者アルバイトをしてない人に比べて融通が利きやすいということです。
この記事の最初で「内定者アルバイトは反対」と言っていたけど、今のところメリットが大きくないかな?
今からデメリットもしっかり解説するので、しばしお付き合いください。
内定者アルバイトのデメリット
内定者アルバイトのデメリットは以下の通りです。
- 内定ブルーになる可能性がある
- 入社前の評価が配属に影響する
- 学生生活を楽しみづらい
具体的に説明していきます。
デメリット① 内定ブルーになる可能性がある
内定ブルーとは、「自分の内定先が自分に合っているのだろうか?」と疑問に思い、内定先に対して悲観的になることを言います。
入社前からその会社のことをわかってしまうと、内定ブルーになる可能性があります。
例えば、思っていた業務内容と違かった、社風がネットの情報と違かったなどがあります。
内定ブルーになると、働くことへの意欲が薄れ、入社した後のモチベーションが上がらない可能性が高いです。
「入社前からアルバイトとして働くことで、内定ブルーになる可能性がある」というのが1つ目のデメリットです。
デメリット② 入社前の評価が配属に影響する
内定者アルバイトをすると、その評価が入社後の評価に引き継がれることがあります。
もし学生時代に別の場所でインターンをしていた人なら、「この人は仕事の基礎ができる」と、高評価をもらえる可能性があります。
ですが、飲食店などでアルバイトしかしたことがない人は「この人はパソコンも使えないし、仕事ができないな」というレッテルを貼られてしまいます。
特に内定者アルバイトをする人の中には、非常に意識が高い人も何人かいます。
そういった人と比較される可能性もあります。
これが、内定者アルバイトの2つ目のデメリットです。
評価というのは相対的なものが多いので、比較される対象が誰なのかというのも考えてみると良いかもしれません。
デメリット③ 学生生活を楽しみづらい
内定者アルバイトは、週3以上の出勤を求められる場合がほとんどです。
なぜなら、会社員とほぼ同等のタスクを与えるため、出勤時間の確保をしたいからです。
私は学生時代は、学生時代にしかできないことをやるのが正解だと思っています。
例えば私は、ヨーロッパを2ヶ月間周遊しました。これは社会人ではできないことだと思います。
「内定者アルバイトを始めると、学生生活を楽しみづらい」というのが3つ目のデメリットです。
内定者アルバイトはつらい?
学生がよくする質問の一つに「内定者アルバイトはつらい?」というものがあります。
結論、内定者アルバイトはつらいし、きついことが多いかと思います。
入社する企業での仕事ということで、適当に働くわけにはいかないですからね。
その代わりに私がおすすめするのは以下の2つです。
- 内定先ではない企業でのインターン
- 時間のかかることを行う
理由を説明していきます。
内定先ではない企業でのインターン
内定先でアルバイトができるのに、なぜ内定先ではない企業でインターンをするべきなの?
そう思った人が多いでしょう。
私が内定先以外でのインターンをおすすめする理由は、「内定先では得られないスキルや経験を得られる」と思うからです。
内定先でアルバイトやインターンをしても、内定先での仕事の延長線上であることがほとんどでしょう。
それはつまり、入社後でも同じスキルや経験が得られるということです。
対して、内定先ではない企業でのインターンを行うと、内定先では得ることができないスキルや経験を得られる可能性があります。
それは入社後に他の社員が持っていないバリューへと変わる可能性が高いです。
そしてもちろん、他の人が持っていないものを持っている人は重宝されます。
なので、内定先ではない企業でのインターンを私はおすすめしています。
時間のかかることを行う
私は、学生のうちには学生しかできないことをするべきと思っています。
少しだけ触れましたが、私は就活を終えてからヨーロッパを2ヶ月間周遊していました。
これは社会人になってからは、できない経験です。
社会人はできなくて、学生ならできることは何かというと、時間がかかることです。
時間がかかることは、時間が限られている社会人では厳しいです。
なので、学生のうちに時間がかかることを行っておきましょう。
旅行やリゾートバイト、時間のかかる趣味などなんでも大丈夫です。
内定者バイトはおすすめしない
ここまで記事を読んでいただいて、ありがとうございます。
結論、内定者アルバイトはおすすめしません。
それよりも学生のうちにできることに全力を尽くしましょう。私みたいに発言する人はたくさんいると思います。
そのうちの1人だと思って聞いてもらえたら嬉しいです。
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