

逆質問が面接に与える影響が知りたい。
今回はこういった疑問に答えていきます。
✔️この記事を読むとわかること
この記事を執筆している私は、
となっています。
それでは早速解説していきます。
何事もその言動の「目的」を知ることで、深く理解することができます。
では、面接官が逆質問の時間をわざわざ設ける意味とは何なのでしょうか?
具体的には以下の5つが逆質問をする理由です。
みなさんが本気で行きたいと思った第一志望の企業の面接を思い出してください。
逆質問の時間はどのように過ごしましたか?
おそらく、目一杯の時間をアピールに使ったり、本当に気になることを質問しましたよね。
それはその会社に行きたいという「意欲」があるから、行動に起きているのです。
このように就活生が逆質問の時間をどのように過ごすかで、就活生が本当にその会社に入りたいかというのがある程度わかります。
これが逆質問を設ける一つ目の理由です。
こちらは、少し意外な理由かもしれません。
しかしながら、面接というものの特徴を考えると意外ではありません。
面接というのは面接官が応募者を評価する場ですから、面接官が一方的に話しかけるのがほとんどですよね。
ただ、会社で働いている時に一方的に話しかけられることはなく、自分からも会話を始めますよね。
面接の一方的な質問では、会話を始めるときに必要なコミュニケーション能力を確かめることができません。
そこで逆質問という時間を用意し、コミュニケーションスキルを見ているということです。
※会話を始めるときに必要なコミュニケーションスキルは、受け答えのコミュニケーションスキルよりも高度なものが要求されます。
逆質問は会社への理解度を図るためにも使えます。
多くの場合、逆質問は会社への質問やキャリアパスに関する質問です。
つまり、会社のことを知っていないとまともな質問ができないということです。
恥ずかしいのですが、私は全く興味がない会社の面接でその会社の将来について語ったら、全く違うよと言われました。
もちろんその会社は落ちました。
面接では聞かれたことに対して答えるだけで良いですが、逆質問となると聞かれたことに答えるのではなく、質問を作り出す必要があるので、その会社のことを十分に知っている必要があるんですね。
逆質問の時間に関しては全く選考要素がなく、単純に就活生の疑問を解消したいという優しい面接官もいます。
とは言いつつ、甘えて適当な質問をしてしまうのは絶対にNGです。
私の場合ですが、そんなことならと「福利厚生」について聞いた会社がありました。
面接には通ることができましたが、今思えば聞かなきゃよかったとは思っています。
もし仮に選考要素がないと言われても、面接官の頭の中にはどんな質問があったかが残ります。
選考要素がないと言われても、逆質問の時間は自分のアピールタイムだと思い、挑みましょう。
これが実は就活において逆質問の時間が設けられている1番の理由なんじゃないかと思っています。
就活生なんてたかが学生ですし、就活生が30分や1時間の時間で自分の全てをアピールできるわけがありません。
なので、最後に面接官に自分の言えなかった魅力をアピールする時間であるというパターンです。
私の知り合いで総合商社とか受かっている人がいますが、その人は逆質問の時間に御社への想いを伝えていました。
もしかすると、これが内定への1番のコツかもしれません。
ここからは就活で聞いてはいけないNGな逆質問を紹介していきます。
具体的には以下の4つの質問は逆質問では絶対に控えるべき質問です。
いやいや、私はそんな質問はしないよ。
って思っている方もいるかもしれませんが、もう一度考え直してみましょう。
あなたは、ちゃんと会社のIR情報まで目を通していますか?
IR情報とは、会社が投資家向けに出している情報のことで、会社の成長や将来について書かれています。
IR情報を見ればわかる質問内容の逆質問をしている就活生を多く見受けます。
「御社のサービスの中で一番成長率が高いサービスはなんですか?」
といった質問です。
こういった質問は無知が知られるだけでなく、「バカっぽい」ので控えるようにしましょう。
「御社はこのサービスが急成長しているのをIR資料から拝見しました。このサービスが急成長している理由は私は〇〇だと考えていますが、実際はどうなのでしょうか?」
という質問だったらGoodですね。
後ほど紹介する「仮説思考」が入っているからGoodなんですね。
元々逆質問をする内容を決めている人で、面接中に元々考えていた質問への答えを面接官に言われてしまった場合によく見受けられます。
また緊張のあまり、面接官が何を言っていたか忘れてしまい、面接官が言っていたことを繰り返してしまう場合もあります。
一度言われたことを繰り返し聞くのはNGですし、これも「バカっぽく」聞こえます。
もし面接官が面接中に話したことについて聞きたい場合は、
「先ほど〇〇とおっしゃられていましたが、それは△△という意味でしょうか?」
みたいな感じで聞くようにしましょう。
前提として、会社の制度や福利厚生を知りたくなるのは全く悪いことではありません。
むしろ福利厚生などは気にするべきことだと思います。
ただせっかくの逆質問という場で、福利厚生や会社の制度について聞いてしまうのは少しもったいないです。
福利厚生に関しては面接に受かってから聞けばいいですからね。
面接官によっては、
この子は会社の福利厚生しか興味ないのか。福利厚生が悪くなったら辞めそうだな。
と思ってしまう人もいます。
なので、福利厚生や会社の制度については逆質問の場では聞かず、面接に受かってから聞くようにしましょう。
※面接中はとにかく自分を売り込むアピールタイムです。
いやいや、そんな質問する人いないでしょ。
と思っているひともいるかもしれません。
実は結構います。かくいう私もその1人でした。
「〇〇さんと中途ですが、前職を辞めた理由はなんなのでしょうか?」
といった感じです。
面接官としてもなかなか答えづらい質問ですよね。
こういった質問はしないようにしましょう。
今までは逆質問で聞いてはいけないNG質問を紹介しました。
今からは逆に面接で聞くべきGoodな逆質問を紹介します。
具体的には以下の3つの質問が逆質問で高評価な逆質問です。
これが一番良い逆質問だと思います。
「御社の社長のインタビューを見て、会社が〇〇な方法に向かっているのがわかりました。となると新卒で入ると△△部署に入る可能性が高いということですかね?」
みたいな質問です。
事実を元に自分の中で仮説をたて、その仮説が実際にあっているか確認するというのが、この逆質問の意図です。
なぜこの逆質問が高評価な逆質問かというと、ビジネスの場でも仮説思考が使われるからです。
例えば営業をするときに、いきなり営業相手に「どんなところに悩んでいますか?」とは聞き、そこから解決策を考えたりしないです。
一度自分で営業先の課題を自分なりに考え、営業に行ったときに仮説を確認するというのが一流の営業マンでしょう。
このように仮説思考はビジネスの場でも多く使われる思考法であり、その仮説思考が普段からできていることをアピールすることは良いことです。
こちらは仮説思考とは違って、とても簡単です。
「私は御社の〇〇部門で働きたいです。どうやったらそこで働くことができますか?また、新卒でその部署で働くことはできますか?」
といった質問です。
この逆質問の評価が高い理由の一つが、単純にやる気を感じれることです。
いきたくない会社の逆質問で、「〇〇部署で働きたいのですが」なんて言うことないですよね。
面接官からしても、多少能力やスキルが足りない人でも「やる気」があれば採用するという人も多いです。
これが2つ目のGoodな逆質問です。
これも簡単ですね。
「私の長所は〇〇なのですが、この長所が活かせる部署が△△部署だと思っております。こちらの認識は合っていますでしょうか?」
といった質問です。
この逆質問が高評価な理由は、「自分のことを理解していることを伝えられる点、自分の長所を再度アピールできる点」です。
ポテンシャル採用である就活では自分のことを理解していることをアピールする必要があります。
この逆質問では、その自己理解をアピールすることができますよ。
忙しい就活生のために結論を先に言うと、逆質問が面接に与える影響は「それなりに大きい」です。
私が考える理由は以下の2点です。
1点目に関しては特に何も言う必要がないかと思います。
みなさんも経験があると思いますが、一番最後に言われたことは印象に残りやすいですよね。
2点目の方が少し面白い視点かと思います。
面接官には逆質問を最後のアピールタイムと捉えている人も多いです。
それまでの結果だと「不合格」となってしまう人に最後のチャンスをあげる。
逆質問をそんな時間だと捉えている面接官にとって、逆質問の時間は重要です。
以上の2点から、逆質問が面接に与える影響は「それなりに大きい」ということが言えると思います。
※とはいっても、面接自体の結果が悪いと面接に受かることはないでしょう。
今回は逆質問で聞いてはいけないNG質問、逆に聞くべき高評価な逆質問、逆質問が面接に与える影響について解説しました。
個人的なおすすめとしては、逆質問の質問を面接前に数個考えておいて、それを面接で聞くという方法です。
面接中に逆質問を考えられるほど余裕がある人はいないですからね。
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