休学就活

就職浪人は新卒扱いされません。就職留年との違いやおすすめの方法を解説。

  • 就活浪人って新卒扱いになるの?
  • 就活浪人と就活留年の違いは?

 

みなさんはこういった疑問をお持ちではないでしょうか?

この記事はそんなみなさんにぴったりの記事となっています。

✔️この記事を読むとわかること

  • 就活浪人は新卒ではない
  • 就活浪人の割合
  • 就活浪人と就活留年の違い
  • 就活浪人のメリット・デメリット

 

この記事を読むことで、就活浪人するか決めれるように解説します。

それでは早速本文に入っていきます。

就活浪人は既卒なので、新卒扱いされない

 

タイトルでネタバレしていますが、就活浪人は既卒なので、新卒扱いされないというのが結論です。

どういうことか説明するために、まずは就活浪人について解説します。

就活浪人とは、大学生時代に就職活動をしたが内定を取れなかったり、内定を取れたとしても辞退をして、大学卒業後に就職活動を続ける人のことを言います。

 

つまり、大学卒業後に既卒として就職活動をする人のことを就活浪人と呼ぶのです。

なので、就活浪人とは言っても、大抵の場合、第二新卒として採用されるのがこの就活浪人の人たちです。

就活浪人する人の割合

就活浪人をする人の割合はどれくらいなのでしょうか?

文部科学省が出している調査によると、16%近い人が就業したり、進学したりする進路以外の進路に進んでいます。

 

なので、就活浪人をする人は意外と多いことがわかります。

特に近年の就活は早期化やコロナウイルスの影響によって、内定が出ない人が多くなっているので、就活浪人をする人が多いのも納得できます。

就活浪人と就活留年の違い

就活浪人は先程の説明で理解できたのではないでしょうか?

では就活留年とはなんのことをいうのでしょうか?

就活留年とは就活にて内定を獲得できない、もしくは就活にて内定を取ったが辞退して、大学を卒業せずに就活をしていることを言います。

 

なので就活浪人と就活留年の違いは、大学に休学か留年といった形で残り、新卒として就活できるかそうではないかの違いです。

就活浪人→大学を卒業して就活をするため、新卒として就活できない場合が多い

就活留年→大学を卒業せずに就活をするため、新卒として就活ができる

 

就活浪人と就活留年どっちがおすすめ?

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さて、就活浪人と就活留年、どちらがおすすめなのでしょうか?

先に結論を言うと、就活留年の方がおすすめです。

 

理由は以下の通りです。

就活留年がおすすめの理由
  • 就活に新卒として参加できるから
  • スキルアップに時間を使えるから

順番に解説します。

就活に新卒として参加できるから

新卒として就活に参加できるのが就活留年をするメリットの一つ目です。

新卒採用は社会に出る前最後の優遇イベントだと私は思っています。

 

なぜなら、新卒であるという理由だけで、社会人1年目や2年目の人と別の採用市場で戦えるからです。

一度社会に出てしまったら、社会人1年目でも社会人30年目でも同じ「中途」として扱われます。

このように新卒採用というのは圧倒的に優遇された採用であり、新卒採用の切手を捨ててしまうのはあまりにももったいないので、就活留年をして新卒採用に参加しましょう。

スキルアップに時間を使えるから

就活留年をすると、時間がかなりできます。

というのも、大学を休学して就活留年をする人が大多数になるため、就活以外にするべきことがありません。

そのため、その時間をスキルアップに使うことができます。

例えば、現役で新卒採用に挑んだ時にはエンジニアとしての能力が低かったけど、就活留年期間にスキルを上げれば憧れの企業に入れる可能性だってありますよね。

 

このように自由な時間が増えることも就活留年をするメリットになります。

就活留年のやり方

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ここまで記事を読んでくれた人の中で、「就活留年ってどうやってやったらいいの?」と思った人も多いのではないでしょうか?

なのでここからは就活留年のやり方を解説します。

前提として就活留年には以下の前提を満たしている必要があります。

就活留年をするための前提
  • 大学卒業に必要な要件が揃っていない
  • 秋学期が始まる前に決断する

順番に解説します。

大学卒業に必要な要件が揃っていない

秋学期が始まって、就活がうまくいかず就活留年をしよう!と考えても遅い場合があります。

それが卒業要件を全て満たしている場合です。

卒業要件を全て満たしているということは、自動的にそのまま卒業してしまいます。

なので、就活留年をしたいと思ってもできません。

秋学期が始まる前に決断する

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就活留年をするには卒業単位を満たせずに留年をするか、秋学期を出席せずに休学をする必要があります。

もし卒業単位を満たしていない場合はそのまま行けば、留年をすることができ、大学生のままでいられます。

ただ、卒業要件を満たしている場合は秋学期前までに決断しないと、そのまま大学を卒業してしまいます。

なので、秋学期が始まる前、つまり8月ごろまでには就活留年をするのか、そのまま就活を続けるのかの判断をしておきましょう。

追記:就活留年する必要がない人がほとんど

こちら追記ですが、就活留年をする必要がない人が正直、ほとんどです。

なぜなら、リクルートの調査によると就活生の97%近くが内定をもらうことができているからです。

この記事を読んでいる人の中には就活留年をするべきか焦っている人もいるかもしれませんが、まずは就活エージェント逆求人サイトなどを駆使して内定をもぎ取りましょう。

就活浪人のメリットを紹介します

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とはいっても、就活浪人の選択肢の方が魅力的に感じる人も一定数いるかもしれません。

就活浪人にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

具体的には以下のようなメリットがあります。

就活浪人のメリット
  • 自分を見つめ直す時間が作れる
  • 就活で出会えない企業に出会える

順番に紹介します。

自分を見つめ直す時間が作れる

就活浪人をすると決めた場合、就活と違い、中途採用に応募する形の就活を行うことになります。

中途採用と新卒採用の一番大きな違いは、スケジュールです。

 

新卒採用は決まった時期に採用活動があるのに対し、中途採用はいつでも採用をしています。

なので、自分の好きなタイミングで求職活動を開始できるということです。

これによって、自分が本当にやりたいことは何なのか発見することができ、天職を見つけることができる可能性が高くなります。

就活で出会えない企業に出会える

新卒採用をしている企業と中途採用をしている企業では、企業群が全く違うことがあります。

新卒採用を全くしていないけど、中途採用は積極的に行なっている企業や、その逆も然りです。

中途採用として求職活動をすると、新卒採用では出会うことができなかった企業に出会える可能性が広がります。

 

これが就活浪人をするメリットの2つ目です。

就活浪人をするデメリットとは?

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ここからは就活浪人をするデメリットを解説します。

就活浪人をするデメリットは、以下の2つです。

就活浪人をするデメリット
  • 新卒扱いされない
  • 就活浪人自体がマイナス評価である

順番に紹介します。

新卒扱いされない

就活浪人をする一番のデメリットは、やはり新卒扱いされなくなってしまうことでしょう。

先ほども触れましたが、新卒カードはかなり強力なカードなので、簡単に捨てるべきものではありません。

しかしながら、就活浪人をするとその新卒カードをドブに捨ててしまうことになります。

 

これが就活浪人をする一つ目のデメリットです。

就活浪人自体がマイナス評価である

場所によっては就活浪人はマイナス評価になります。

というのも経歴的には、大学を卒業してから謎の空白期間ができてしまうからです。

 

もちろん大学卒業後の空白期間について全く気にしない企業もありますが、気になる企業が大半でしょう。

その時に就活がうまくいかず…という理由だと、面接を通過するのが難しいです。

これが就活浪人をするデメリットの2つ目です。

まとめ

ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。

就活浪人と就活留年、私がおすすめするのは就活留年です。

ですが、最後に決断するのは皆さんなので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

このブログでは他にも就活関連情報を完全無料で公開しているので、気になる人は以下の記事をまずはチェックです。

 

  • この記事を書いた人
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小田楓

マーチ生だった楓です。月間1万人以上が訪れる「就活生だからこそ言えること」を伝えるサイト、就活備忘録.comを運営しています。22卒/長期インターン2社→ITベンチャーにて人事

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