就活生
「それうちじゃなくてもよくない?」ってその通りなんだけど、なんて返答すればいいの?
みなさんはこういった疑問をお持ちではないでしょうか?
この記事はそんなみなさんにぴったりの記事となっています。
この記事を読むとわかること
- 「それうちじゃなくてよくない」という質問への最適な返答
- 「それうちじゃなくてよくない」という質問の意図
- 面接を通過するためのコツ
それでは早速解説していきます。
- 就活備忘録.comの管理人
- 22卒の就活生(某有名ITベンチャー内定)
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「それうちじゃなくてよくない?」という質問はクソです

そもそもこの質問自体が、「クソ」なんですよね。
普通に考えてほとんどの企業の場合、「御社じゃなきゃダメな理由」なんてないんですよね。
自分の住みたいところが「このマンションじゃなきゃダメ」と言っているようなものです。
別に必ず行きたい企業なんてある人の方が少ないですし、必ず行きたい企業があっても行ける可能性が低いので、バックアップで企業をたくさん受けますよね。
企業側が努力するべき
そもそも、そんな質問をする前に、企業側に他社との差別化を頑張ってもらいたいですよね。
とは言いつつも面接の中で反論をしてしまうと、確実に落とされます。
なので今から、「それうちじゃなくてもよくない?」という質問への最適な返答方法を紹介します。
「それうちじゃなくてよくない」という質問への返答方法

具体的には以下の3つのステップで理由を述べることで、この質問をうまく返答できます。
- 一旦相手の意見を肯定する
- なぜ同業他社よりも御社が自分にとって良いのか説明する
- 最後に自分にとってのベストを考えた時に御社だったことを説明する

さらに詳しく見ていきましょう。
ステップ①:一旦相手の意見を肯定する
まず、面接において「面接官をリスペクトをする」というのは大事です。
面接官はビジネスの世界で何年も生きてきた、歴戦の人たちです。
そんな人たちの中には、学生のことを「たかが学生」と思っている人も多いですね。
そのようなビジネスマンからしたら、学生が「いや、そういうことじゃくて…」と反論をしてくるのは少しイラッとします。
意外と口癖で「いやっ」ていう人は多い
就活生
いやいや、自分はそんな反論なんてしないですよ。
って思っているひともいるかもしれません。
実は、結構多いです。かくいう私もその一人でした。
予想以上に知らず知らずのうちに「いやっ、」って口癖かのように言っているものです。
ダメな例
今回は、志望企業は「みずほ銀行」にしましょう。
志望理由は、「お金という方法を使って、企業を助けたい」という理由にします。

就活生
御社を志望する理由は、お金という方法を使って、企業を助けたいからです。
人事
それってうちじゃなくてよくない?

就活生
いや、そんなことはなくて…
Goodな例

就活生
御社を志望する理由は、お金という方法を使って、企業を助けたいからです。
人事
それってうちじゃなくてよくない?

就活生
おっしゃる通りで、現状ではいくつかの企業が当てはまってしまいますが、このほかにも「〇〇」という理由があって…
人事
(お、この学生はしっかり相手のことを否定せずに話ができるな。)
ステップ②:御社が競合他社よりも自分に合っているのか説明する
相手の意見を肯定したら、次は反論するターンです。
現状では面接官に刺さる理由をしっかり述べていません。
そのため、面接官を納得させる志望動機を述べていきましょう。
Goodな例

就活生
御社を志望する理由は、お金という方法を使って、企業を助けたいからです。
人事
それってうちじゃなくてよくない?

就活生
おっしゃる通りで、現状ではいくつかの企業が当てはまってしまいますが、このほかにも「ベンチャー企業に一番投資している」というところで御社が一番、自分に合っていると思います。
人事
なるほど、確かにメガバンクの中でもうちが一番良さそうだな。
ステップ③:自分にとってのベストが御社なことを説明する
しっかり御社しか「選択肢にない」という理由を説明したら、最後にダメ押しで熱意を持って、御社しかないということを説明しましょう。
なんだかんだ言って熱意は志望動機を伝えるのにめちゃめちゃ大事です。
そのため、面接官を納得させる志望動機を述べていきましょう。
Goodな例

就活生
御社を志望する理由は、お金という方法を使って、企業を助けたいからです。
人事
それってうちじゃなくてよくない?

就活生
おっしゃる通りで、現状ではいくつかの企業が当てはまってしまいますが、このほかにも「ベンチャー企業に一番投資している」というところで御社が一番、自分に合っていると思います。
人事
なるほど、確かにメガバンクの中でもうちが一番良さそうだな。

就活生
おっしゃる通りで、現状ではいくつかの企業が当てはまってしまいますが、このほかにも「ベンチャー企業に一番投資している」というところで御社が一番、自分に合っていると思います。
なので自分の目標を達成するなら御社じゃなきゃダメなんです!!
人事
いい志望理由だ。これなら内定を出してもすぐやめないだろうし、活躍してくれそうだ。
これで、「それうちじゃなくてもよくない?」という質問への回答は完成です。
「それうちじゃなくてよくない?」という質問をする意図

さて、そもそも「それうちじゃなくてよくない?」という質問を面接官がしてくる理由とはなんなのでしょうか?
具体的には以下の3つの理由があります。
- 志望動機をもう少し深く聞きたい
- 就活生を焦らせて本当の志望動機を聞きたい
- 面接官の聞かなきゃいけない質問リストに入っている
順番に解説します。
志望動機をもう少し深く聞きたい
まず一番最初の理由は、志望動機を深く聞きたいからです。
というのも、志望動機は就活において面接官が一番気にしているものと言っても過言ではありません。
なぜなら新卒採用は、ポテンシャル採用のため、現状の能力を見ているのではなく、入った後に活躍できるかを見ているからです。
入社後に活躍できるのは…
※ここで皆さんに少し考えて欲しいのですが、新卒で入った後に活躍できる人ってどんな人でしょうか?
答えを言うと、入った後に活躍できる人は会社とのマッチ度が高い人、そして志望動機が強く、やる気が高い人です。
そのため、志望動機の強さを確認するために「それうちじゃなくてもよくない?」っていう質問をしているのです。
就活生を焦らせて本当の志望動機を聞きたい
就活生ってぶっちゃけ嘘に包まれていますよね。
私が就活していた時もなんだかんだ言って嘘ばっかりでした。
>>就活での嘘がバレたエピソードはこちら
面接官はそんな就活生の嘘ばっかの作り込まれた志望動機を聞きたいわけではありません。
なので面接官は高圧的に「それうちじゃなくてよくない?」という質問をかけ、就活生の本音を引き出そうとします。
これが面接官が「それうちじゃなくてよくない?」という質問をする理由の2つ目です。
面接官の聞かなきゃいけない質問リストに入っている
こんな企業はなかなかないですが、面接官が聞かなきゃいけないから聞いている場合もあります。
多くの企業には、面接官が必ず聞かなくてはいけないリストがあります。
なぜかというと、面接官ごとの誤差をなくすために、面接官に同じ質問をして同じ基準で比べたいと言う企業の思惑があるからです。
そのリストの一つに「それうちじゃなくてもよくない?」というものがり、それを聞いている場合があるんですね。
面接を通過するコツを紹介
ここまで記事を読んでくださって、ありがとうございます。
この記事を読んでいる人は面接を受けていたり、面接に苦戦している人だと思います。
なので、以下の記事をぜひ参考にしてもらいたいです。