休学就活

就活において高評価な休学理由はどんなもの?私が実際に使っていた例も紹介。

 

   

どんな休学理由なら就活で高評価なの?

   

休学理由の例文が知りたい…

今回はこういった疑問に答えていきます。

この記事を読むとわかること

  • 就活で高評価な休学理由がわかります
  • 逆に低評価な休学理由もわかります
  • 休学経験のある私が使っていた例文がわかります
  • 実際の採用担当者の声がわかります

この記事を執筆している私は、

  • 22卒就活生で、有名ITベンチャー内定
  • 学生ながら学生の採用経験あり
  • 月間5000人以上が訪れるサイトを運営

となっています。

それでは早速解説していきます。

この記事は3分で読み終わります

就活は「情報戦」です。
就活を始めたばかりの人や、情報が少しでも足りてないと感じる人はマストでチェックです!

就活のスピードをブーストしましょう。

前提:休学したことは伝えましょう

まず大前提ですが、休学したことは自分の口から伝えましょう。

たまに休学したことが後ろめたくて隠す学生もいますが、それが良い影響を与えることは一度もないでしょう。

主に以下の2つの理由から、休学したことは自分の口からしっかりと伝えるべきです。

  • 言わなくても入学の日付からわかるから
  • 自分の口から先に言わないと怪しまれるから

特に2つ目の理由に関しては、よく採用担当者の人が気にする点です。

「自分から言ってくれないということは何か隠したいことがあるのかな」と想像してしまい、休学理由に関する質問が多くなってしまいます。

そうならないためにも、自分の口から休学した理由をしっかりと伝えましょう。

就活で高評価な休学理由7つとは?

ここからは就活で高評価を得やすい休学理由を紹介します。

みなさんの休学理由は以下に当てはまっているか確認してみましょう。

海外留学

休学をして海外留学に行く決断力や主体性が評価されるのが、海外留学です。

短期の語学留学とは違い、休学をしてまで留学に行く覚悟が感じられます。

しっかりと英語力を身につけて帰ってきた場合は、さらに高評価を得ることができるでしょう。

経済的理由

実は休学理由で一番多いのが、この「経済的理由」です。

両親がリストラされて一時的に学費を払えない場合や、多額の出費があって学費が払えない場合などがここに該当します。

もちろん自身の行った行動によって休学という選択肢をとっているわけではないので、評価が低くなることはあります。

また、経済的に厳しかったので休学して働いて学費を貯めたなどの経験は非常に高く評価されます。

インターンシップ

近年流行っている長期インターンシップも休学理由として評価が高いです。

休学をして週5日、社会人と同じように働くことは並大抵の覚悟ではできません。

実際、私も半年間休学をしてインターンシップをしていたのですが、面接などでの評価はめちゃめちゃ良かったです。

特に即戦力を求めている会社では、インターン経験のある学生は評価がさらに高くなります。

病気などの体調不良

こちらは高評価というよりかは、全く評価が下がらないものと言った方が良いでしょう。

誰しもが病気になって、休学をすることはあります。

ここでのポイントは、その病気がしっかりと治っていることを書くことです。

企業の採用担当者はできるだけ健康な人を雇いたいと思っているので、完治していることを伝えましょう。

ワーキングホリデー

ワーキングホリデーも休学理由として評価が高いです。

人によっては留学よりもワーキングホリデーを高く評価する人もいるくらいです。

というのも留学は勉強するために行くので自分の生活を支える必要はありませんが、ワーキングホリデーは仕事をするために行くので求められるものが違います。

ワーキングホリデーで休学した人が面接を突破するためのコツは「なぜワーキングホリデー」という選択肢を選んだのかを論理的に説明することです。

家庭の事情

家庭の事情で休学をすることになった場合、評価が下がることはありません。

例えば、「親の会社が人手不足でどうしても手伝わなくてはいけなくなって休学した」といったものが当てはまります。

この理由の場合、逆境を克服して復学したメンタルの強さを打ち出していけばさらなる高評価が望めます。

長期ボランティア

長期ボランティアも評価が高い休学理由です。

例えば「震災地域の復興のために休学した」といった理由が当てはまります。

ボランティアは社会的貢献性が高い一面があるので、そういった学生を求めている企業への評価は高いでしょう。

逆に「ゴリゴリ働いて欲しい」といった人材を求めている会社には「無償で奉仕する」ボランティア人材はあまり必要とされていない傾向があります。

就活で低評価な休学理由4つとは?

ここからは就活で低評価な休学理由4つを紹介します。

以下の理由に当てはまっている人は休学理由の伝え方を工夫する必要があるかもしれません。

学校に行きたくなかった

いわゆる「不登校」というやつです。

「大学が自分に合わず学校に行きたくなくなってしまった」や「友達が作れず、学校がつまらなくて行きたくなかった」などがよくある理由ですね。

この理由で休学をした人は「進路を考えるのに時間を費やしたかった」と言うようにしましょう。

「学校に通いながら自身の進路を考えるのは少し難しかったので、何もやることがない中で自分が本当にやりたいと思ったことだけをやってみて、情熱を探したかった」

といったことを面接で伝えれば、

   

なるほど、そういう理由だったのか。

と納得してくれます。

なので「学校に行きたくなかった」という理由で休学をした人は「進路を再考したかった」という理由に変更しましょう。

成績が悪かった

「成績が悪く、卒業できそうになかったので一度休学した」などの理由がこれに当てはまります。

多くの企業では大学の成績(GPA)は見ていないものの、進学できないほどの成績不振はESの段階で落とされる可能性があります。

なので理由を聞かれた場合、

「好きなことに時間を使いすぎて、学業に専念できなかった」といった他の何か熱中したことで、学業に時間を割けなかった理由にしましょう。

成績不振で休学せざるおえなかったのは事実などで、その事実はしっかりと伝えましょう。

就活をしたくなかった

就活をしたくないから休学をして先延ばしにしする学生がここに当てはまります。

この理由を直接伝えては面接で通る確率は低いでしょう。
なぜなら、やりたくないことを先延ばしにする学生なのかと思われてしまうからです。

なので理由を伝えるときは「将来、本当にやりたいことがわかっていない状況で就活をしたくなかった」と伝えましょう。

ただしこの理由を使うからには「将来やりたいこと」が明確に決まっている必要があります。

特になし

特に理由がないのに休学をした人がここに該当します。

ここに該当する人は、上記で説明した理由のどれかを採用して、しっかりと休学理由を伝えましょう。

面接やESで「休学理由は特にないです」と言ったら、100%落ちてしまいますからね。

私が使っていた休学理由を紹介します

ここからは私が使っていた休学理由を紹介します。

✔️ちなみに私が休学をした理由は「海外留学」と「長期インターン」です。

実際に使用していた休学理由

私は休学期間、海外留学と長期インターンに全力で取り組みました。

私は大学二年時に行った海外旅行で「英語をしゃべれることで広がる可能性」に凌駕され、英語を勉強することを決めました。

オンライン英会話などで勉強をしていたのですが、常に英語に触れることができる空間を作ることが最適であると考えた私は、一年間留学に行くことを決めました。

留学先では朝6時から夜中まで勉強漬けの生活を送っていたところ、1年かけて学ぶ内容を半年で学ぶことができました。

そこで私は残り半年の期間を有意義に過ごすために帰国し、長期インターンシップを始めました。

これが私が休学をしていた期間に行っていたことです。

上記で紹介した文章はESなどに書いていた文章ではないです。
そもそもESで休学理由を聞かれることはあまりないでしょう。

なので面接で休学理由を聞かれた時にどのように答えていたかというものになります。

コツは、

  • 最初に休学期間に何をしていたのか
  • なぜそもそもその決断に至ったのか
  • 休学期間に特に頑張ったこと

を入れることです。

これによって休学期間に行っていたことを論理的に伝えることができますし、休学期間の頑張りを伝えることができます。

みなさんが休学理由を伝える時にも上記のコツに気をつけて休学理由を伝えましょう。

企業の採用担当者の声を紹介します

肝心な企業の採用担当者は、休学をしていた就活生をどのように思っているのでしょうか?

今回はトビタテ留学JAPANが取った、就職活動と休学に関する意識調査という資料を元に話していきます。

まずは「休学することが採用においてマイナスな評価にならない」かという問いについての回答ですが、75.3%の企業が「休学はマイナス評価」にならないと答えています。

つまり、休学をしている学生だからといって最初からマイナス評価する企業は少ないと言うことです。

また、採用の意向ですが、休学した学生を採用したいという企業は62.1%いると言うことで、多くの企業が休学した学生の採用に前向きです。

このように企業の多くは、休学をした学生の採用について前向きに検討しているのです。

まとめ

今回は、就活で高評価な休学をした理由と低評価な休学をした理由、私が実際に使っていた休学理由を紹介しました。

復習をすると、就活で高評価な休学理由は、

  • 1:海外留学
  • 2:経済的理由
  • 3:インターンシップ
  • 4:病気などの体調不良
  • 5:ワーキングホリデー
  • 6:家庭の事情
  • 7:長期ボランティア

でしたね。

このブログでは他にも就活に関する有益な情報をいくつも載せているので、ぜひ以下のボタンから確認してみてください。

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小田楓

マーチ生だった楓です。月間1万人以上が訪れる「就活生だからこそ言えること」を伝えるサイト、就活備忘録.comを運営しています。22卒/長期インターン2社→ITベンチャーにて人事

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