就活の軸
【ベンチャー就活生が語る】ベンチャー企業が向いている人ってどんな人?
こういった疑問に答えます。
この記事を読むとわかること
- ベンチャー企業に就職するべき人
- ベンチャー企業に就職する魅力
- 優良ベンチャーを見分ける方法
- ベンチャー企業に就職する私が、ベンチャーを選んだ理由
私は2022年の4月からITベンチャー企業で、働き始めます。
そして就活ではベンチャー企業を中心に就活をしていました。
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そんな私が「ベンチャー企業に就職するべき人間やベンチャーに就職する魅力」について話していきたいと思います。
では早速解説していきます!
ベンチャー企業に就職するべき人とは?
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もちろん、こういった人が必ずベンチャー企業に就職するべきとひとくくりにするのは難しいです。
ですが、ある程度の特徴はあるので、それを今から紹介します。
- 自分で自分の道を切り開きたい人
- 将来独立を目指している人
- 一発大きく当てたい人
- 最先端のサービスに関わりたい人
- 仕事を楽しくやりたい人
順番に説明していきます。
※ちなみにベンチャーと一括りにいっても創業期のベンチャーから1000人以上の従業員を持つメガベンチャーもあります。
今回は、従業員50人程度のベンチャー企業をイメージして説明していきます。
① 自分で自分の道を切り開きたい人
ベンチャー企業の魅力の一つとして、日系大手などの企業に比べると裁量が大きく、さまざまなことに挑戦できるというのがあります。
なので、自分のキャリアを自分で作っていきたいという人にはベンチャーはおすすめです。
大企業は配属ガチャがある
大企業だと上司ガチャや配属ガチャと言われるように、運によって自分のキャリアが左右される可能性が大きいです。
しかしながらベンチャーでは上司ガチャや配属ガチャのリスクはほぼなく、自分の力で自分のキャリアを作っていけます。
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配属や上司次第で、その後のキャリアが決まってしまうのが私個人的には嫌だったので、私はベンチャーを選びました。
② 将来独立を目指している人
将来独立を目指している人に、ベンチャー企業はおすすめです。
ベンチャー企業ではどうしても人的リソースが不足している場合が多く、自分の専門の分野以外の仕事をしなくてはいけない時があります。
もちろん専門性をとことん極めたい人には嫌かもしれませんが、独立という観点でいうと「なんでもある程度できるようになっている」ことは大きなプラスです。
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大企業から独立する人よりもベンチャーから独立する人の方が多く見かけられるのも、この事実の裏付けですね。
ITベンチャーが特におすすめ
特にIT系のベンチャーだと、副業がしやすいため、
というスキームが取りやすいです。
なので、「将来独立したい」という人は、ベンチャーの中でもITベンチャーがおすすめです。
③ 一発大きく当てたい人
20代のうちにお金持ちになりたいという人にとっては、ベンチャーは最適な選択肢の1つかもしれません。
なぜなら、ベンチャー企業で働く最大のメリットの1つは、リターンが大きいことだからです。
リスクにはリターンがついてくる
当たり前ですが、ベンチャー企業は潰れる可能性が高いため、大きなリスクをとっています。
なんと、10年経つと、1割のベンチャー企業しか残らないと言われています。
なので、そのリスクに対してのリターンは自然と大きくなります。
例えば自分が働いている会社がIPO(株式上場)をした場合、1億以上のまとまったお金が入ってくる可能性が大いにあります。
普通の会社勤めでは、20代ではせいぜい2000万円程度が年収の上限だと思うので、一発大きく当てたい人にも、ベンチャーは最適な場所かもしれません。
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ただし、ストックオプションをもらえるのは、創業期にジョインした場合がほとんどです。
なので、創業期ではない場合は、ストックオプションをもらってお金持ちは当てはまらないので、気をつけましょう。
④ 最先端のサービスに関わりたい人
ベンチャー企業の多くは、最先端のサービスに取り組んでいる場合が多いです。
例えば、バイオテック企業などはこれから先の10年後などの人類を大きく変えるようなプロジェクトに取り組んでいます。
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自分の関係しているプロジェクトがその先の人類の行く末を変えるとなると、ものすごい楽しそうですよね。
GoogleもAmazonもベンチャーだった
皆さんが使用しているGoogleやアマゾンだって、ベンチャー企業だった時期があるわけです。
なので、「次のGoogleやAmazonになれる可能性がある企業で働いてみたい!」という人にもベンチャーはおすすめです。
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ただし、次のGoogleやAmazonみたいな会社で働ける可能性は極めて低いので、過度な期待はしないでおくことをおすすめします。
⑤ 仕事を楽しくやりたい人
先ほども少し説明したように、ベンチャー企業の仕事は裁量が多く、やりがいがあります。
またベンチャー企業では、「上から命令された仕事ではなく、自発的に動いて、自分で考えて、自分で決定するような仕事」が多いです。
なので自分の行った仕事に対する成果が見えやすく、楽しく仕事をすることができます。
私はインターンとしてベンチャー企業2社で働いたことがありますが、どちらも自分のやっている仕事の成果が可視化できて、非常に楽しかったです。
ベンチャー企業に就職する魅力
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ベンチャー企業への就職では、以下のような魅力があると私は考えています。
- 裁量が大きいため、成長が早い
- 転職時に評価されやすい
- IPOしたら、リターンが大きい
- 若いうちから経営層に回れる
- 実力主義で、年齢関係ない
一つずつ、解説していきます。
裁量が大きいため、成長が早い
先ほども説明しましたが、ベンチャー企業の多くは常に人的リソースが足りていないため、さまざまな業務にチャレンジする必要があります。
また、上司から細かく作業内容を指示されることも少ないため、自分で考えて動く必要があります。
そのため、自然と仕事量は多く、そして仕事内容の決定権は自分自身で持つようになります。
その結果、大企業などで働いている同期の人よりも早い成長スピードで成長することができます。
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実際に私の友達の話をすると、大手企業に勤めている人が研修をしている間に、ベンチャー企業で勤めている友達は、普通に業務を始めていました。
転職時に評価されやすい
ベンチャー企業で働いている人は、その環境の特性上、自然と実力がつくことが多いです。
なので、転職時には「実力がある」との評価をもらうことができ、実力採用の中途採用では評価されやすくなっています。
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こちらも私の知り合いで申し訳ないのですが、私が知っている先輩は新卒で20名程度のベンチャー企業に入りました。
そこから外資系IT企業に中途で転職して、年収を200万円以上アップさせていました。
IPOしたら、リターンが大きい
これは創業期のベンチャーだけに当てはまる話ですが、ストックオプションをもらうことができ、その会社が上場したらかなり多くの富を築くことができます。
ストックオプションとは、自社株を給与や賞与などでもらうことで、自分の会社が上場した時に何十倍のリターンになって返ってきます。
創業期のベンチャーに入ると給与として多額を支払うことが難しいため、ストックオプションとして給与をもらうことがあります。
たったの1000株だったとしても、一株1万円で上場だとしたら、1000万円ですからね。
※最近、FIREが流行っていますが、FIREをするためにはこういった一発大きなものが必要です。
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ただ、ストックオプションは上場できなかったり、会社を売却できなかったら、ただの紙屑になります。
なので、ストックオプションをもらう会社は気をつけるようにしましょう。
若いうちから経営層に回れる
ベンチャー企業は当たり前ですが、社歴が浅い企業です。
大企業だと部長になるのが50歳近くで、そこから運がいいと役員になれるといったような流れがあります。
しかしながらベンチャー企業では、20代後半から役員になることができます。
役員になるメリット
って思う人がいるかもしれません。
メリットは正直語り切れないほどありますが、一番大きなメリットは「税金」でしょう。
何を言っているのかわからない人は、「金持ち父さん貧乏父さん」を読んでみると良いかもしれません。
実力主義で、年齢関係ない
大手企業や伝統的な日本の企業だと、いくら実力があっても、年功序列が邪魔をしてきます。
実力があるのに、5年目にならないと役職に就くことができないなどの暗黙のルールがいくつもあったりします。
しかしながらベンチャー企業ではそういったルールは一切なく、実力があれば部長などのポジションに若くして就くことができます。
自分に自信がある人ほど実力主義の会社が良いと思うので、自分に自信がある人はベンチャー企業があっているかもしれません。
優良ベンチャーの見分け方
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ベンチャー企業はよくも悪くも、ピンキリです。
なので、「全く伸びていない倒産寸前のベンチャー」も存在します。
そういった企業に行かないためにも、以下の軸でベンチャー企業を見分けることをおすすめします。
- 事業は成長しているか
- 大手企業との取引があるか
- 経営陣は優秀か
大事な点なので、しっかり解説します。
事業は成長しているか
まず、一番大事なのは「事業が成長しているかどうか」です。
事業が成長していない場合、もちろん経済状況的に苦しくなります。
そのため給与が上がらないのはもちろんのこと、新規事業も立ち上がることはないでしょう。
なので、ベンチャー企業の良さである成長できる環境が得られないです。
事業が成長しているといいことばかり
事業が成長している会社は給与も良くなりますし、優秀な人材も入ってきやすくなります。
新規事業も立ち上がりやすくなり、新しいポジションに挑戦するチャンスも増えます。
なので、事業の成長に関しては要チェックです。
大手企業との取引があるか
ベンチャー企業は信頼がありません。
実績もあまりなく、資金基盤も脆いので、当たり前です。
大手企業からすると、そんな企業とはビジネスをしたいとは思わないでしょう。
しかし、そんな中でも大手企業との取引があるベンチャー企業は優秀です。
なぜなら、「大手企業は自らの会社のレピュテーションが下がるかもしれないリスクまでかけて、そのベンチャー企業のサービスを使いたい」ということだからです。
それはつまり、そのベンチャー企業が行っているビジネスモデルがユニークで需要があるということを示しており、今後も伸びていく可能性が高いです。
なので、大手企業との取引があるのかにも目を見張るようにしましょう。
経営陣は優秀か
会社というのは、経営陣の優秀さで、どうなるのか決まります。
経営陣が優秀であるならば、会社は伸びていきますし、経営陣が優秀でない場合は、会社は潰れてしまうかもしれません。
なので、経営陣の優秀さを見るようにしましょう。
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例えば、外資系コンサルファームで実績を積んでいたり、有名ベンチャー企業で役員を務めていたりなどしたら、十分優秀であることがわかりますよね。
ベンチャーはピンキリだから会社選びは超重要
ということで、ベンチャー企業に就職するのであれば、「その企業が伸びていくのか」をしっかりと判断するようにしましょう。
ベンチャー企業は大手企業と違って、本当にピンキリです。
周りの大人やOpenworkなどの評価サイトを利用して、自分にとって最適なベンチャー企業を選びようにしましょう。
私がベンチャー企業を選んだ理由
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最後に22卒の就活生としてベンチャー企業への就職を選んだ私が、なぜその選択を取ったのか説明します。
まず前提として、私が就職するベンチャーはもう社員が100名程度いる、中堅ベンチャーです。
なので、創業期ベンチャーや社員20名程度のベンチャーといったベンチャーではありません。
その前提を加味して、私がベンチャー企業の内定承諾を決めた理由は以下の3つです。
- 自分の実力を若いうちからつけたかった
- 面白い人が多いかなと思った
- 大手企業でやる仕事が面白いと思えなかった
順番に説明していきます。
自分の実力を若いうちからつけたかった
私は就活の軸に「若いうちから意思決定をできる環境」というのを入れていました。
それくらい若いうちから実力をつけたいと思っていました。
とはいっても実力がつく環境なんて曖昧な言葉で、頑張る人はどんな環境でも頑張って実力をつけることができます。
なので、私は「とにかく意思決定の回数をたくさん持つことができる」環境に身を置くのが、自分にとって最適であると考えました。
そしてその結果、内定先のベンチャーがそれに一番当てはまると思って、その選択を下しました。
面白い人が多いと思った
私は内定先の内定を承諾するまで、5人以上の社員さんと話す機会を設けてもらいました。
そこではざっくばらんに色々とお話を伺いました。
そこで思ったのが、「どうせ働くなら少し変わった変な人と働くのが楽しいよな」でした。
自分の性格的にも、「きちっとしてルールをしっかり守る人よりも、ルールを自分で作っていくような人」の方が合うとわかっていました。
そういった人がベンチャー企業に多かったのも、内定先の承諾をした理由の一つです。
大手企業でやる仕事が面白いと思えなかった
最後の理由が、大手企業でできる仕事が面白いと思えなかったことです。
大手企業の企業研究をするにつれて、大手企業で働くのは「企業の駒になる」感覚に近いものだと知りました。
※これは完全に私の意見で、もちろん反論もあるでしょう。
自分の性格を考えたときに、企業の駒になって働くことは無理だと分かっていたので、自然と大手企業で働く選択肢が消えていました。
これもベンチャー企業で働くことを決めた要因の一つです。
まとめ
ここまで記事を読んでいただいて、ありがとうございます。
皆さんがベンチャー企業に合う人間で、ベンチャー就職という選択肢を新卒でとってもらえたら嬉しいです。
このサイトでは他にも就活関連の情報をたくさん公開しています。
気になる人は以下の記事をぜひご覧ください。
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小田楓
マーチ生だった楓です。月間1万人以上が訪れる「就活生だからこそ言えること」を伝えるサイト、就活備忘録.comを運営しています。22卒/長期インターン2社→ITベンチャーにて人事
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