グループディスカッションでクラッシャーという単語を聞いたけど、どういうことなの?
こういった疑問を解決します。
この記事を読むとわかること
- クラッシャーの意味とクラッシャーの人がすること
- クラッシャーに遭遇した時の対処法
- クラッシャーにならないためにするべきこと
それでは早速解説していきます!


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グループディスカッションのクラッシャーとは

まず最初にクラッシャーの意味を解説します。
クラッシャーとは、グループディスカッションにおいて議論を妨げたり、議論を台無しにするような発言をする人のことを言います。
例えば…
議論が進んでいて、残り5分の時に「そーいえばそもそもこの前提ってどうなんですか?」と発言するこの行為が、クラッシャー行為です。
仮に本当にその前提が間違っていたとしても、今更前提から練り直す時間がないので、本来であれば自分の中に秘めておくべきです。
このようにクラッシャーは今までの議論を台無しにするような発言を平気でするため、グループディスカッションでは敬遠されています。
クラッシャーになると、グルディスで落ちます
当たり前ですが、クラッシャーはGD(グルディス)に落ちます。
それは、
- 「協調性がないから」
- 「論理的思考力がないから」
などの理由です。
なので、クラッシャーには絶対にならないようにしましょう。
クラッシャーがグループディスカッションですること

クラッシャーがグルディスでするクラッシャー行為には以下のようなものがあります。
- グループディスカッション終盤で前提を覆す発言
- お題とは違うところにこだわる発言
- 周りを茶化す発言
- 個人的な発言
順番に少しだけ解説します。
グループディスカッション終盤で前提を覆す発言
先ほども少し触れましたが、グループディスカッションにおけるクラッシャーは議論の終盤で、とんでもないことをぶっ込んできます。
「そもそもこれが原因なのでしょうか?」といった、議論を振り出しに戻す発言をします。
それ自体が社会に出た時に問題になることはないです。
が、限られた時間で行うグループディスカッションにおいては、時間がない中での前提への振り出しは厳禁です。
お題とは違うところにこだわる発言
特に前提にこだわりを持つ人が多いです。
例えば、「マクドナルドの売上を2倍にする」というお題があったとします。
クラッシャーは前提で「どこのマクドナルドにするのか」決めるときに、必要以上にこだわりを見せます。
このお題ではマクドナルドの売上を2倍にするのが本題で、「どこの店舗にするか決めろ」というのは一言も言われていません。
このように、関係のないDetailにこだわりを見せるのも、クラッシャーの特徴です。
クラッシャーの言動をまとめる
ということで、一言でまとめると、本質とは違う発言をするのがクラッシャーということですね。
もし皆さんが少しでもここに該当すると思う場合には、クラッシャーにならないように気をつけましょう。
この記事の最後にてクラッシャーにならないために意識する点を3つ述べているので、安心してください。
グループディスカッションでクラッシャーと遭遇した時の対処法

ここからはグループディスカッションでクラッシャーと遭遇した時の対処法を紹介します。
結論、以下の3つの点に気をつけながら対応することが肝です。
- 優しく対応する
- 周りの賛同を求める
- 自分から違う話題を振る
一つずつ説明します。
優しく対応する
クラッシャーに遭遇するとどうしてもイライラしてしまいがちです。
かくいう僕もクラッシャーに遭遇した時は、結構イライラしていました。
ただそこでイライラを見せてぶつけてしまっては「社会人」として失格です。
仮にイライラしているとしても「イライラしていない素振り」を見せて優しく対応することが「社会人」です。
なので、クラッシャーに遭遇したらまずは優しく対応することを心がけましょう。
他人ができないことに「イライラしてしまう」人は、要改善です。
周りの賛同を求める
周りの賛同を求めることもクラッシャーに遭遇した時の対処法としておすすめです。
グループディスカッションでは大抵の場合、多数決で物事が進んでいきますよね。
そこでクラッシャーが場を乱すことを言ったとしても、
「それはまた後で話すべきだと思いますが、どうでしょうか?」
と周りの賛同を促すことで、多数決を取り、議論を前に進めることができます。
あくまでもクラッシャーが言っていることを正面から真っ向否定するのではなく、
周りの賛同を求めた結果として、クラッシャーの言うことの検討を先延ばしにするイメージ
でやっていきましょう。
自分から違う話題を振る
クラッシャーが変なことを言い出したら、いっそ話の話題を変えるのも一つの方法です。
例えば、クラッシャーが突然「僕はこの案①がいいと思います」と発言したとしましょう。
その時には、
「具体的な案の良し悪しに入る前に、そもそもの原因を分析しましょう」
といったように論点をずらすのがおすすめです。
ここでもクラッシャーが言っていることをガン無視するのではなく、あくまでも論点をずらすというイメージで発言することがコツです。
クラッシャーにならないためにするべきこと

ここからは自分がクラッシャーにならないためにするべきことを紹介します。
具体的には以下の3つを意識するとクラッシャーになることを避けることができます。
- グループディスカッションに慣れる
- 何が一番重要なのかを考える
- 自分の中で文章を組み立ててから発言する
順番に解説します。
グループディスカッションに慣れる
クラッシャーになる原因の一番大きなものとして僕が考えているのが、グループディスカッションに慣れていないことです。
グループディスカッションに慣れていないから流れにあった発言をできなかったり、トンチンカンなことを言ってしまいがち。
なので、グループディスカッションに慣れることでクラッシャーになることを避けることができます。
グループディスカッションの練習法
グループディスカッションの練習方法としては以下の3つがあります。
- LINEのオープンチャットグループを有効活用する
- 就活サロンを有効活用する
- ケース面接の対策をする
以下の記事にてグループディスカッションの練習方法を徹底解説しているので、ぜひ。

何が一番重要なのかを考える
いわゆる本質を捉えるっていうやつです。
単純明快なことを言うと、本質を捉えた発言をしていればクラッシャーになることはありません。
お題に沿っていなかったり、関係ない発言をするからクラッシャーになってしまうのです。
なので、グループディスカッションの中で何が一番重要なのかを考えながらグループディスカッションを行いましょう。
自分の中で文章を組み立ててから発言する
クラッシャーになる人の典型的な例として、自分でも何を言っているのかわからないというものがあります。
適当に発言し始めたものはいいものの、どうやって終わらせるかわからずとりあえずたくさん喋ってしまうなんて人に遭遇したことがある人もいるでしょう。
こうならないためにも、まずは自分の中で話す文章を組み立ててから発言するようにしましょう。
これはグループディスカッションだけではなく、面接でも使えるテクニックなので絶対に習得するべきですね。
グループディスカッションの評価で最も大事なこと

グループディスカッションにはさまざまな評価軸がありますが、何よりも大事なことが一つあります。
それは、チームとしてのアウトプットを出すのにどれだけ貢献できたかです。
チームとしてのアウトプットを高めるために誰もやりたくなかった書記を率先してやった。
これはチームのアウトプットを高めるために行動しているので「高評価」です。
逆に自分の意見を通したいから他人の意見を否定する。
これはチームとしてのアウトプットを高めているわけではないので、評価は高くありません。
このようにグループディスカッションでは「チームとしてのアウトプットを高めるためにどれくらい貢献したか」という大きな評価軸があるのです。
なぜチームとしてのアウトプットが大事?
そもそもなぜチームとしてのアウトプットが大事なのでしょうか?
具体的には以下の2つの理由から、チームとしてのアウトプットが重要視されています。
- 複数人でディスカッションしているから
- 実際の仕事でも複数人で仕事をすることが多いから
特に2つ目の項目は大事です。
実際に社会に出ると、一人で完結する仕事はほぼありません。
多くの人と関わり合いながら仕事をしていくので、他人と協調性を持って結論まで向かうことができる人なのかは重要な指標になります。
さらに詳しく知りたい場合
以下の記事をチェックすることをおすすめします。

まとめ
ここまで記事を読んでくださり、ありがとうございます。
この記事では、グループディスカッションでクラッシャーに遭遇したときの対処法やクラッシャーにならないための意識する点などを解説しました。
おそらくこの記事を読んでいる皆さんがクラッシャーになることはないと思います。
なぜなら、クラッシャーは無自覚にクラッシャーであることが多いからです。
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