この記事では面接でESと違うこと言ってしまうとマイナス評価で落ちるかどうかについて書いていきます
- 面接で慌ててESと違うことを言ってしまった。
- 面接でESと違うことを言いたい場合、どうすればいい?
これ結構あるあるなんです。僕も面接終わった後に気がついて冷や汗止まらなくなりました。
この記事を読むとわかること
- ESと違うことを面接でいうのは控えるべき
- ESと違うことを面接で言いたい場合の対処法
- 私が実際にESと違うことを面接でいった結果
この記事を読めば「ESと違うことを面接でいうのを控えるべき」というのがわかります。
私の実体験も紹介します。
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ちなみに受かるESは大体型が決まってるので真似して自己流にカスタマイズするのが突破の近道です。
界隈では有名だけど選考情報がやばいぐらいダダ漏れしている。消される前に読んだ方がいいです。
ESと違うことを面接でいうのは控えるべし
タイトルでネタバレしていますが、ESの内容と違うことを面接でいうのはできれば控えたほうがいいです。
具体的な理由は以下の2つです。
- 企業の人は意外とESを読んでいる
- 面接のログが残されている
順を追って解説していきます。
企業の採用担当者は意外とESを読んでいる
これは私の知り合いの企業の採用担当者から聞いた話ですが、企業の面接官の多くはみなさんの履歴書やESを面接前にしっかりと読んでいます。
ESを面接前に読む理由としては、
- 面接前に就活生の基本情報を知りたいから
- 「どんな質問を面接でしようか」と考えたいから
などの理由があります。
婚活パーティーでの例え
少し変な例えですが、婚活パーティーなどで事前に提案する自己紹介が、ESだとしましょう。
もし皆さんが今話している人が、自己紹介の紙の内容と全く違かったらどうでしょうか?
おそらく、その人に対して疑問を持つと思います。
それと一緒で、ESと違うことを話すと、面接官は、
あれ?なんかESと内容違うぞ…。この話本当なのか?って思ってしまうんです。
そうすると、スムーズに面接を通過する/内定を獲得する可能性が低くなってしまいます。
これが、ESと違うことを面接で話すのは控えるべき理由の1つ目です。
面接官は落とす理由を探している
基本的に面接官は落とそうとしているので、2次面接以降は減点要素を探すんですね。
その時にESと違うことを言っても気にしない人がいる一方で、気にする人もいます。
気にする人に当たるとちょっと気になっちゃって落とされるケースもあるので、極力ESと違うことを話さないほうがいいかなって思います。
面接のログが残されている
こちらは一次面接では関係ありませんが、二次面接や最終面接には通じる話です。
企業の面接官は、皆さんが面接中に発言した内容を記録(ログ)に残しています。
それは上長への報告としてや、公平な面接をするためなどの理由があります。
そして面接官の多くは、面接のログをしっかりと見ています。
なので、面接でESと違う内容を話してしまうと、あれ、面接のログに残っている情報と違うぞ。
と思われてしまう可能性があります。
そして、それが一貫性がないと思われて内定への道を険しくしてしまっているのです。
OBOG訪問や企業研究をして、言いたいことが変わった場合
OBOG訪問や企業研究をして、言いたいことが変わる場合もあると思います。
かくいう私も、一次面接が終わった後の企業研究にて言いたいことが見つかり、二次面接でそれを言うかどうか迷いました。
後ほど詳しく説明するのですが、先に結論を言うと、面接の途中で言いたいことを変えるのはできるだけ控えるべきです。
ただし、今まで言っていたことに追加する形で話すのはOKです。
後ほど詳しく説明しているので、しばしお待ちください。
ESと面接で同じことをいう3つの方法
ESと同じ内容を面接でいうためには、様々な対策方法があります。
すごくベタな方法もあるのですが、そういう基本の繰り返しが就活では最後に差をつけます。
- 提出したESをコピーしておく
- 声に出して練習する
- ESをあまり企業にとって変えない
声に出して練習しとく
提出したESをコピーしとく
1つ目は、提出したESをコピーすることです。これは練習にも通ずるんですが、ESは、企業によって異なります。最近は、インターネットで提出するものも多く、少し前の手書きで郵送するESは少なくなってきました。また、OpenESというものがあり、これは指定されれば、すべての会社に使用できるものです。そのため、コピーは容易に行えます。
しかし、簡単にできるからこそ、紙で書いたESのコピーを忘れてしまう、パソコンで見ることができるためコピーの必要性がわからず、後々に後悔してしまうなどの欠点もあります。
もし、コピーしなかったら、面接の準備を「たぶんこうだった」で進んでしまいます。ESは面接官にとって、就活生のすべての情報が詰まっています。ESを見ながら、面接官は質問をするので、ESは必ずコピーを取り、練習するようにしましょう。
声に出してESを読む練習
2つ目は、ESを声に出して読んでおくことです。
一見当たり前に思えるのですが、練習をすることはとても大切です。私自身は、今まで話すことは得意だと思っていたのですが、本番の緊張感から、頭が真っ白になってしまいました。
そのため、支離滅裂な話をしてしまい、面接官から、「準備が出来ていない」とのフィードバックを受けてしまいました。企業情報や自己分析などの準備はしっかりしていたのに、話す練習をあまりしなかった為、すべての準備の面で指摘を受けました。
それ以降は、ESをしっかりと声に出して練習をしました。この成果に、面接では、しっかりと受け答えができ、面接官に好印象を与えることが出来ました。
ESをあまり変えない
3つ目は、ESを企業によって大きく変えないことです。ESを企業に好かれようと、コロコロ変える人が居ます。また、頑張ったことなどを、すべてのESで一緒なのを嫌がり、変えてしまう人もいます。
例えば、サッカー部のキャプテンとして頑張ったことと、大学でバイトリーダーとして頑張ったことがあったとします。そしたら、どちらが一番頑張ったか、どちらが面接官に質問されても、自信をもって答えられるのか考え、どちらか1つを第1の矢として、もってください。一方で、選ばれなかった方は、捨ててしまうのではなく、第2の矢として持っておいてください。そして、第2の矢が必要になったとき、自信満々にその矢を放ちましょう。
ESをコロコロ変えることで、やってしまったことがあります。それは、書いていないことは理解しつつも、書いていないことを開口一番に話してしまったことです。面接が多い時期は1週間に3回は面接を受けていました。
そのため、頭はわかっていても、口はそのままの流れで話してしまうのです。急にESに書いていないことを話せば、面接官はクエスチョンマークが浮かび、準備不足か他社と間違えているとして、印象は最悪です。このようなことが無いように、ESは基本的に各内容は同じにしましょう。
面接ではES丸暗記で挑んだ方がいい?
私は丸暗記で臨むことはありませんでしたが、同じ面接で暗記して臨んでいる人は少なからずいました。
しかし、いち就活生の私自身でもわかるくらい、丸暗記はバレバレなのです。なぜ、丸暗記だとバレてしまうのか、いくつかポイントがあります。それは、話し方のトーンと、目線の使い方です。まず、話し方のトーンですが、とにかく一定か、とにかく抑揚がついており、生気がない話し方になってしまいます。もし、途中で話が詰まったら、同じトーンで、「えー、」と言うのも特徴です。
目線も、話している時、間違えないように、上手く話せるようにと、面接官の目線と少しずれます。目線は、目を見すぎないことが大事とは言われますが、自然に目線は動かす必要があります。また、詰まったときに目線を上にやり、思い出している人もいますが、バレバレです。
丸暗記をしているとわかると、企業への熱意は少し伝わりますが、本当の君はどんな人なのかがわからず、攻めた質問をされ、結果的に良くない結果になってしまいます。
丸暗記せずにESを読むには
私がやっていたのが、ポイントや重要なキーワードをあらかじめ出して置くことです。ESにはものすごく伝えたいこともあれば、一応書いたということもあります。このものすごく伝えたいキーワードを選定し、このワードを伝える練習をしましょう。
そのキーワードに向けて、丸暗記の固まった話し方だと、イレギュラーが来たときに対応できません。一方で、丸暗記せずにキーワードさえ把握していれば、柔軟に話すことが出来ます。途中でつっかえても、間違えていい直しても、就活生が思っているより、面接官は完璧を求めていません。
むしろ人間らしさを求めています。就活生の皆さん、皆さん一緒に働きたい人は、ロボットのように用意してきた話をするのか、つっかえながらも精一杯伝えようとする人間味のある人なのか、私は後者の人と一緒に働きたいです。
どうしてもESと違うことを面接で言いたい場合の対処法
企業研究やOBOG訪問をしていく中で新たな情報に出会い、ESとは違うことを言いたくなることはありますよね。
特に、自己PRをしてくださいやガクチカを教えてくださいなどの、ESの内容を復習させるような質問は絶対NGです。
そんな時はどのように対処するのが良いのでしょうか?
結論を言うと、「ESに書いてある内容を把握していることをアピールし、自分の非を認めてから、付け加える」です。
順を追って説明していきます。
ESの内容を把握していることをアピール
まず、ESの内容を把握していることをアピールしましょう。
就活生はどうしてもたくさんの面接を受ける必要があるため、一つの企業に多くの時間を割けないのが、現状だと思います。
そのため、あまり興味がない企業のESは、面接直前に確認をすることすらしない人もいるでしょう。
ただ、それでは志望度が低いことがバレてしまい、面接官に良い印象を与えることができません。
なので、「御社は志望度が高く、しっかりとESを読んできているぞ」というのをアピールするのが大事です。
② 自分の非を認めよう
本来であれば、その企業の選考を受け始める前の段階で、その企業のことをしっかりと理解しておくべきです。
とはいっても、たくさんの企業を受けている就活生が、選考前に該当企業の全てを理解するのは不可能です。
なので潔く、
本来であれば、ESに書いておくべき内容だったのですが…
といったように、自分に非があることを認めましょう。
本当に悪いと思っていなくても、とりあえず謝っておくのが、就活においては最適です。
③ 最後に内容を付け加える
ESの内容を把握しているアピールをして、自分に非があることを認めたら、最後は付け加えたい内容を付け加えましょう。
それは、OBOG訪問で得た情報でもいいですし、就活サイトで得た情報でも大丈夫です。
大事なのは、
「選考を受けていく過程で、御社のことをもっと好きになったから、御社のことをさらに調べた」
というのをアピールすることです。
そもそもESの段階で固められるのがベスト
皆さんご存知だと思いますが、ESの段階でしっかりと志望動機や企業分析などを固めておくのがベストです。
なので、可能であれば、企業分析や特に志望動機の精度を最初から上げておきましょう。
ESについては以下の記事にて超絶詳しく説明しているので、ぜひ。
私が実際にESと違うことを面接で言った時の結果
ここからは実際に私が面接でESと違うことを言った時の結果について語りたいと思います。
先に結論を言うと、その面接は落ちました。
しかも、落ちていることを割と確信した状態で落ちました。
理由は、面接官に疑問を持たれたからです。
私はガクチカで失敗
私はガクチカの話をしている時に、「結果としてAと言う結果を達成しました」と言ったのですが、提出したESには「Bという結果を達成した」と書いていました。
実際に私はどちらの結果も達成したのですが、ESと違ったことを言ってしまった瞬間、面接官の顔が曇りました。
そしてそこからは「本当にこのガクチカは正しいのだろうか?」と言う疑問を持ちながら面接をされた感覚がありました。
失敗から学んだ
私はこの面接の後からは、
- しっかりESで書いたことを覚えておく
- 面接で言ったことをパソコンにメモる
などをして、一貫性を持つようにしました。
特に面接で過去に言ったことと齟齬がないようにするのは非常に大事なので、スプレッドシートなどにまとめることをおすすめします。
私が使っていたスプレッドシートが欲しい人は以下の記事内に添付してあるので、よかったらどうぞ。
まとめ
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
今回は「ESと違うこと」を面接で言うのは控えようということを解説しました。
繰り返しますが通るESは大体型が決まってるので真似して自己流にカスタマイズするのが突破の近道です。
界隈では有名だけど選考情報がやばいぐらいダダ漏れしている。消される前に読んだ方がいいです。
当サイトでは他にも就活関連の情報を公開しています。
もしよかったらぜひ。
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