就活で自己分析が大事なのはわかったけど、具体的に何をすればいいの?
「これで自己分析はOK!」みたいなテンプレートはないのでしょうか?
こういった疑問を解決します。
この記事の目次
- 自己分析の目的
- 自己分析で見つけるべきこと5つ
- 自己分析はいつ始めるべき?
- 自己分析のサポートツール
それでは早速解説していきます。
自己分析の目的とは?
自己分析の目的をしっかりと理解して自己分析をしている就活生は少ない印象を受けます。
みんな自己分析をしているから、自分も自己分析をするという人が多いのではないでしょうか?
まず「自己分析の目的」を理解するところから始めましょう。
就活における自己分析の目的は主に以下の3つです。
- 自分の中での優先順位を明確化するため
- 自分のことを言葉でうまく伝えるようにするため
- 意思決定の判断軸にするため
順番に解説します。
自分の中での優先順位を明確化するため
就活生である皆さんは何万とある企業の中から自分にあっている企業を探し出す必要があります。
その場合、闇雲に自分にあっている企業を探し始めるのではなく、自分の中での優先順位を決めてから探し始めるのが良いですよね。
イメージとしては、検索機能の絞り込みと同じような感じです。
自己分析をすることで、自分が大事にしている軸を見つけることができます。
そして、それをもとに企業の絞り込みができるようになります。
「何万とある企業を絞り込むため」が自己分析の目的の1つ目です。
いわゆる就活の軸がこれにあたります。
自分のことを言葉でうまく伝えるようにするため
質問なのですが、面接の通過率が高い人とはどんな人だと思いますか?
結論を言うと、自分のことを言葉でしっかりと伝えられる人です。
なぜなら、面接は自分のことを面接官に売り込むセールスの場だからです。
面接の場で面接官に「採用したい」と思わせるには、自分のセールスポイントを言葉でしっかりと説明できるようになっている必要があります。
自己分析をすると、自分の長所や短所が理解でき、面接において自分のことを説明できるようになります。
「自分の説明書を作る」というのが自己分析の2つ目の目的です。
意思決定の判断軸にするため
こちらは内定を取った後の話です。
皆さんはおそらく複数社から内定をもらうでしょう。
そうなったときにどの企業に行くのか決めるときに自分の中で「軸」を持っておくことが重要です。
軸を持っておくと、自分に合った企業に入社することができます。
もちろん、内定ブルーになる可能性も低いでしょう。
「内定をもらった後の判断軸として使う」のが自己分析の3つ目の目的です。
見てわかると思いますが、自己分析は就活の始めから終わりまで、ずっと関わるものです。
なので、自己分析は大事と言われているんですね。
自己分析で見つけるべきこと5つ
ゴールがわからないから自己分析が苦手…
という人も多いと思います。私もその1人でした。
なのでまず、自己分析において導き出すべきこと5つを紹介します。
- 自分がモチベーション高く頑張れる環境
- 自分の強み
- 自分の弱み
- 自分の得意なこと
- 企業に求めること
この5つの項目を洗い出すことができれば、自己分析は終わりと考えても大丈夫です。
ということで、今からこの5つの項目を洗い出すための方法を紹介します。
自分がモチベーション高く頑張れる環境を洗い出す方法
まずは自分がモチベーション高く頑張れる環境を洗い出す方法の紹介です。
自分がモチベーション高く頑張れた環境とは、おそらく皆さんが何かに頑張って熱中できた環境だと思います。
なので、まずは過去に熱中して頑張れたことを思い出しましょう。
それは、部活でも課外活動でもスマホゲームでもなんでも大丈夫です。
過去に熱中して頑張れたことが思い浮かんだら、それをひたすら「なぜ?」で深ぼっていきます。
画面を占領しますが、以下が私の深掘りの結果です。
深掘りの結果、私はみんなで同じ方向に向かって努力をできる環境でモチベーションを発揮して頑張れることがわかりました。
今回は短縮版で3回しか深掘りをしていないですが、本来は5回以上「なぜ?」という深掘りをすることをおすすめします。
ちなみにモチベーション高く働ける環境を導き出す理由としては、モチベーションが高い環境では成果を出しやすいからです。
自分の強みを洗い出す方法
自分の強みを洗い出す方法としておすすめなのが、
過去に自分が活躍したエピソードをいくつか用意して、そこで自分がどのように活躍したか考える方法です。
今回も私の例を使っていきます。
以下が私が過去に活躍した事例です。
- ゲームで全国ベスト16位になった時
- ゼミで発表をするとき
- 留学先で研究の発表をするとき
ではこれらの事例でなぜ私が活躍できたのでしょうか?
以下が私が考える活躍できた理由です。
- ゲームで全国ベスト16位になった時
→チームのリーダーとしてチームを引っ張れたから
- ゼミで発表をするとき
→チームのリーダーとしてチームを引っ張れたから - 留学先で研究の発表をするとき
→チームのリーダーとしてチームを引っ張れたから
この結果、私はチームリーダーとしてチームを引っ張れるときに活躍しやすいことがわかりました。
なので、私の強みは「リーダーシップ」と言えるでしょう。
いくつかの過去に活躍した経験をもとに、なぜ活躍できたのか洗い出してみましょう。
自分の弱みを洗い出す方法
自分の弱みを洗い出したい場合はどうすればいいのでしょうか?
過去に失敗したエピソードにて、なぜ失敗したのか考えるのが良いです。
また今回も私の例を出して解説します。
私は過去に以下の事例にて失敗を犯しました。
- 留学先の選定
- ゼミ選び
それではなぜ、この2つの事例にて失敗を犯してしまったのか考えてみます。
- 留学先の選定
→しっかり調べずに直感で選んでしまった - ゼミ選び
→しっかり検討せずに評判で選んでしまった
この2つの事例から私は「直感やなんとなくの感覚で物事を決めてしまいがち」という弱みがあることがわかります。
実際にこれは私の弱みにあっていると思います。
皆さんも同じように弱みの洗い出しを行っていきましょう。
こちらは少しエクストラですが、
自分の弱みを改善する方法も一緒に検討すると、面接などで話せるのでおすすめです。
自分の得意なことを洗い出す方法
自分の得意なことを洗い出す方法としておすすめなのが、自分ができるのに他人ができなくてイラッとした経験を洗い出す方法です。
今回も私の例を使って紹介します。
- マルチタスクができない人にイラッとした
- 言われたことができない人にイラッとした
この経験から私が得意なことは以下の2つであるということがわかります。
- 同時に幾つかのことをこなす
- 言われたことをしっかり行う
皆さんも自分が得意なことが何か考えてみましょう。
企業に求めること
企業に求めることがわかると、企業選びの軸が決まり、あなたにあった企業がわかるようになります。
企業に求めることを洗い出す方法としておすすめなのが、気になる求人広告の共通点を見つける方法です。
ワンキャリアやunistyleなどの就活サイトを見て、気になる求人をチェックします。
その後にその求人にはどんな共通点があるのか確かめます。
そこで出てきた共通点があなたが会社に求めることになります。
私の場合は「ワークライフバランス」と「給与」でした。
就活の軸の作り方について知りたい場合は以下の記事がおすすめです。
自己分析はいつから始めるべきか
さて、自己分析の目的がわかりました。
では自己分析はいつから始めるのが良いのでしょうか?
結論、就活を始めたときに自己分析も始めるのがベストです。
なぜなら、自己分析をする時間が長ければ長いほど、自分の理解度が上がっていくからです。
自己分析の時間と精度は比例する
自己分析にかける時間と自己理解の精度は、比例します。
例えば、自己分析を1週間だけやった人と1ヶ月やった人ではどちらの方が自己理解が深いでしょうか?
答えは1ヶ月間、自己分析をやった人だと思います。
自己分析は時間をかけて行えば、それだけ自己理解度を上げることができるので、長くゆっくりやっていくのがおすすめです。
自己分析をサポートするツールを紹介
ここまで自己分析のやり方や、見つけるべき項目を紹介しました。
が、正直、自分1人で自己分析を完結させるのは難しいと感じる人も多いです。
なので、今から自己分析のサポートツールを紹介します。
完全無料なので、もし気になったら使ってみて良いかもしれません。
以下の2つが、自己分析のサポートツールです。
- 自己分析テスト
- 就活エージェント
順番に解説します。
自己分析テスト
自己分析テストは自己分析を効率よく進めるためにおすすめです。
自己分析テストを受けることである程度の自分像がわかるため、1から自己分析を始めるよりも効率が良いです。
また、いくつかの自己分析テストでは偏差値のように自分の性格が数字で出てくるので、納得感があります。
私が実際に使って本当にやばいと思った自己分析テストが以下の2つです。
私が使ってよかった自己分析テストを以下に載せておきますので、もしよかったらどうぞ。
・Offerbox→登録企業数・登録学生数No.1の逆求人サイト。マイクロソフトや資生堂、ニトリなどの超大手企業が採用している。私も使っていたが、大手からスカウトがちゃんと届いた。(さらに詳しく知りたい人はこちら)※22卒は対応終了。
・キミスカ→「ありのままの自分を」見せることがモットーの逆求人サイト。登録企業数が多いことはもちろんだが、最大の特徴は、学歴や実績などが関係ないこと。私も使っていたが、性格を重視されている印象を受けた。(さらに詳しく知りたい人はこちら)※22卒も引き続き対応中。
就活エージェント
就活エージェントは、他己分析をするのに使えます。
他己分析とは、自分以外の人が自分を分析することで、第三者視点からの分析をもらえる重要な機会です。
就活エージェントの多くでは、自己分析や面接対策などのサポートを無料で行ってくれます。
なので、就活エージェントを使っての他己分析もおすすめしています。
もし就活エージェント何を使ったらいいのかわからないという人は以下の就活エージェントは当サイトおすすめなので、チェックしてみてください。
・JobSpring→圧倒的に丁寧な就活エージェント。本当におすすめする3社〜5社を紹介するため、学生に良心的。また、自己分析テストをもとに就活相談を進めてくれる。女性の利用率が7割を超えているため、女性も安心。中の人が実際にインタビューをして、おすすめできるか確認済み。
・irodasサロン→年間利用者数が13,000人の超大手就活エージェント。コミュニティ型となっており、就活生同士での密な連絡も可能です。そのため、満足度が脅威の95%となっている。就レポでは口コミ数1位。
・キャリアチケット→就活生にも大人気の人材系企業レバレジーズ株式会社が運営する就活エージェント。1万人以上の就活生にアドバイスをしてきたコンサルタントが圧倒的な質のサービスを完全無料で提供。最短2週間で「内定」までいけるのはキャリアチケットのみ。
まとめ
ここまで記事を読んでいただいて、ありがとうございます。
今回は超具体的に自己分析の方法を紹介しました。
自己分析は就活の根幹であり、絶対に外せないことです。
自己分析は毎日少しずつでも進めていきましょう。
このサイトでは、他にも就活系の情報を無料でたくさん掲載しているのでぜひ!