グループディスカッション
グループディスカッション初心者が抑えておくべきこと3つを紹介【グルディス】
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グループディスカッション初心者なのですが、気をつけるべきことはありますか?
こういった疑問を解決します。
この記事を読むとわかること
- グループディスカッションとは
- グループディスカッションを企業が行う理由
- グループディスカッション初めての人が知っておくべきこと3つ
- グループディスカッションを通過するためのコツ
- グループディスカッションの練習方法
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この記事を読めば「グループディスカッション通過のコツ」などが分かります。
全て詰め込んだ結果、6000字を超える記事となっていますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
グループディスカッションとは
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グループディスカッションとは、グループになって、与えられたお題への結論を時間内に出すというのが一般的な解釈です。
お題としては、
「スターバックスが売上を2倍にするにはどうすればいいのか?」
などのビジネス的なものから、
などの抽象的なものまであります。
通常は5人程度のグループでディスカッションをして、結論まで導いていく形になります。
議論のアウトプットを見ているわけではない
就活生でよくあるのが、「グループディスカッションは議論のアウトプットが一番大事だ」という勘違いです。
私はグループディスカッションでは、「周りの就活生とどのように協力し、アウトプットまで持っていくのか」が重要だと思っています。
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なぜなら、アウトプットが一番大事なら「グループでやる必要がない」からです。
グループディスカッションの評価についてもっと知りたい人は以下の記事を参考にすると良いでしょう。
グループディスカッションを企業が行う理由
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まずは企業がグループディスカッションを行う理由から知ることで、グループディスカッションへの理解が深まります。
グループディスカッションを企業が行う理由は以下の3つです。
- 短時間で多くの学生を選考できる
- 地頭力を見れる
- 協調性を見れる
順番に説明していきます。
短時間で多くの学生を選考できる
グループディスカッションは最低3人、多くて6人程度の人がグループになって選考を行います。
つまり、30分で6人程度の就活生を選考することが可能です。
グループ面接だとしても選考できるのは、1時間で3人程度ですよね。
通常の面接となると、30分で1人の面接をします。
なので、グループディスカッションは企業からすると圧倒的に時間効率が良い選考手段なのです。
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そのため、グループディスカッションは足切りの選考として出てくることが多いです。
地頭力を見れる
グループディスカッションでは初見のお題に対して時間内に最適な回答を作成することが求められます。
これは面接では計測することができない能力です。
なぜなら、面接は準備しようと思えば、いくらでも準備ができるからです。
面接の対策方法を知りたい人は以下の記事がおすすめ
協調性を見れる
面接は面接官と就活生の一対一での対話形式なため、他の仲間とどのようにコミュニケーションを取るのか確認することができません。
グループディスカッションをすることで、その学生が他の学生とどのように協力しながら問題解決するのか確認することができます。
会社で働くとなると、それぞれと協調しながら働くことが求められます。
協調力は会社に入ってから非常に重要なので、グループディスカッションを通じて観られるのです。
グループディスカッション初心者が知っておくべきこと3つ
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ここからはグループディスカッション初心者が知っておくべきことを解説します。
以下の3つの項目は全て知っておくべきなので、最後まで見ていってください。
- グループディスカッションのお題の種類
- グループディスカッションの流れ
- グループディスカッションの評価ポイント
グループディスカッションのお題の種類
グループディスカッション初めての人は、グループディスカッションのお題にはどんな種類があるのか知っておきましょう。
ネタバレになりますが、お題の種類によってディスカッションが進んでいく流れが違うため、お題の種類を知っておくことは大事です。
グループディスカッションのお題の種類
グループディスカッションのお題は大きく分けると以下の3つになります。
何を言っているのかわからないと思います。
でも大丈夫です、今から説明します。
課題解決型
課題解決型とは以下のような質問のことを言います。
- 吉野家が売り上げを伸ばすためには?
- マクドナルドの売り上げを伸ばすためには?
- 高齢者にiPhoneを普及させるには?
- 地方に移住する人を20%増加させるには?
課題解決型のグループディスカッションの特徴は、以下の通りです。
- ゴールが決まっている
- アイデアの現実性が大事
- 課題の分析が大事
二者択一型
二者択一型のグループディスカッションとは以下のようなものをいいます。
- 無人島に持っていくならナイフかライターどっち?
- アンドロイドとiPhoneどちらを使うべき?
- 中学に制服はいる?いらない?
- 給食は無料になるべき?それとも有料?
二者択一型の質問には以下の特徴があります。
- 答えが最初から2つしかない
- 答えに辿り着く根拠が大事
- 比較検討の繰り返し
自由討論型
自由討論型のグループディスカッションには以下のようなお題があります。
- 幸せとは何か
- 都内で次に流行るスイーツは何か
- ギャンブル依存症はどうすれば治るか
- 日本のIT化が遅いのはなぜか
- 新卒が入るべき会社の条件とは何か
自由討論型はとても幅が広く、さまざまなお題が出されます。
自由討論型のグループディスカッションの特徴は以下の通りです。
- 議論の内容よりも人柄が見られるケースが多い
- 発想力が重視される
- 議論をまとめる力も見られている
大体覚えておけばOK
ここまで長々とグループディスカッションのお題3つを紹介しました。
正直なところ、こんな感じで大きく分けると3つにお題が分けられて、お題ごとに進め方があるんだというのがわかればOKです。
グループディスカッションの流れ
グループディスカションの流れもグループディスカッション初心者が知っておくべきことの一つです。
先ほどから何回か言っていますが、グループディスカッションにはお題ごとに最適な議論の進め方があります。
それを知っておくことで、簡単に議論を進めることができるようになります。
例えば課題解決型の場合
例えば課題解決型の場合、以下のように議論を進めると効率よく議論をすることができます。
とはいっても初心者の方だと何を言ってるのかわからないと思うので、以下の記事を読むことをおすすめします。
覚えて帰って欲しいのは、お題ごとに流れがあること
ここまで説明してきましたが、覚えて欲しいのは「グループディスカッションのお題ごとに最適な流れがあること」です。
これだけは覚えて帰りましょう。
グループディスカッションの評価ポイント
グループディスカッションではどのようなポイントが評価されるのかも把握しておくことで、グループディスカッションを安心して受けることができるでしょう。
先に少しだけ言っておくと、グループディスカッションは基本的にヘマを起こさない限りは落ちない選考です。
グループディスカッションの評価ポイント
グループディスカッションでの評価ポイントとしては以下の5つがよく見られています。
- コミュニケーション能力
- 協調性
- 論理的思考力
- 発想力
- まとめる力
ここで説明するとすごい長くなってしまうので、気になる人は以下の記事を参考にすると良いでしょう。
グループディスカッションを通過するためのコツ
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グループディスカッションを通過するコツを知っておくことで、初めての人でもグループディスカッションを通過しやすくなります。
グループディスカッションを通過するコツは以下の3つです。
- チームとしてベストな結果を出そうと意識する
- 他の就活生の話をちゃんと聞く
- できるだけ合意をとって進める
一つずつ解説します。
チームとしてベストな結果を出そうと意識する
グループディスカッションで私が最も大事だと思っているのが、「チームとして結果を出す」ことです。
ただ単にベストなアウトプットを出すためだったら、個人でお題について考える方が効率がいいですからね。
なので、なるべくチームを助けるためには何ができるかという観点でグループディスカッションに臨みましょう。
例えば…
例えば、誰も書記をやりたがらない場合は自ら率先して書記をすることで、チームを助けることができます。
意外とチームのために動いているという姿勢は試験官が見ていてくれるので、高く評価される要因となります。
他の就活生の話をちゃんと聞く
他の就活生の話を聞かない人はグループディスカッションに落ちます。
なぜなら、グループとして作業をするときに協調性がない人間だと判断されるからです。
私の場合…
私はグループディスカッションに一度だけ落ちてしまったのですが、それは一番最初のグループディスカッションでした。
そして私はそのとき、他の人の話を聞かず、自分の中で考え事をずっとしていました。
確かにより良いアウトプットを出すために考えることは大事なんですが、他の人の話を聞くことの方が重要です。
ちゃんと他の就活生の話を聞くようにしましょう。
できるだけ合意をとって進める
グループディスカッションをしていると、リーダー的な存在の人が自分の独断にて議論を進めているのを見たりします。
これはよくありません。
なぜならグループディスカッションなので、グループにおける結果を出すことが重要だからです。
なので議論を進める時には、周りの合意をとってから議論を進めるようにしましょう。
これがしっかりできると、試験官からの評価が高くなります。
グループディスカッションの練習方法
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初めてのグループディスカッションが不安な人は事前に練習をしておくと良いでしょう。
なので今からグループディスカッションの練習方法を紹介します。
私は以下の3つ全てを試し、どれも良いと思ったのでぜひ試してみてください。
- グループディスカッションのLINEグループに参加
- 就活サロンに参加
- ケース面接の練習
グループディスカッションのLINEグループに参加
当たり前ですが、グループディスカッションは複数人が集まらないとできないですよね。
最低でも3人は必要です。
でもなかなか3人以上を集めてグループディスカッションをできる人は多くないでしょう。
そんな時におすすめなのが、LINEのオープンチャット機能を使ったグループに参加することです。
論より証拠だと思うので
以下が私が参加していたグループディスカッションのオープンチャットグループです。
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こんな感じで、グループに参加している人たちが自分たちでグループディスカッションを開催し、グループ内で参加メンバーを募集しています。
募集もかなり多く、グループ自体もたくさんあるのでグループディスカッションの練習をしたいなら、LINEのオープンチャットを使うのが良いでしょう。
オープンチャットをLINEで開いて、検索窓に「グルディス」とか「グループディスカッション」とか入れて検索すれば該当のものがたくさん出てくるので、参加してみましょう。
具体的な参加方法
慣れないうちは募集を見つけて、そこに声をかける形で参加するようにしましょう。
募集している人がいたら、日にちと時刻を確認し、参加できる場合は「参加希望です。まだ空いていますか?」などとメッセージを送りましょう。
もし空いている場合は、当日の10分前くらいからオープンチャットに張り付き、Zoomのリンクが送られてくるのを待って、送られてきたら参加すればOKです。
オープンチャットは匿名で行われているため、他の人があなたのフリをして参加しようとする場合もあるので、なるべく早めにZoomの部屋に参加することをおすすめします。
オープンチャットは他にも
ちなみに、LINEのオープンチャットで就活関連で参加するべきものとして、unistyleのオープンチャットもあります。
詳しく知りたい人は以下の記事をチェックです。
就活サロンに参加
就活サロンに参加して、グループディスカッションの練習をするのもグループディスカッションの練習方法としてありです。
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かくいう私も就活サロンに参加して、グループディスカッションの練習をしたことがあります。
就活サロンとは?
就活サロンとは就活生が大抵の場合、月額費用を払って入る「就活用の塾」のような場所です。
就活サロンではグループディスカッションや模擬面接をする時間が設けられたり、同じ業界を志望する仲間と情報共有ができたりします。
事実、私も就活サロンで友達を作ることができましたし、就活サロンメンバーでグループディスカッションや面接の練習をしました。
就活サロンでグループディスカッションの練習をする方法
当たり前ですが、まずは就活サロンに入る必要があります。
どんな就活サロンがあるのか知らない人は以下の記事を参考にしてみると良いかもしれません。
就活サロンに入ったら、おそらくグループディスカッションの練習を募集しているチャットルームがあるはずなので、そこで開催予定のグループディスカッションの練習を探します。
そこから先はLINEのオープンチャットと一緒で、参加申請をして空いている場合は、当日の10分前くらいから待機をしておくだけです。
ケース面接の練習
ここまでは複数人以上を集めて行う練習方法を紹介しました。
最後に紹介するのは個人でもできるグループディスカッションの練習方法です。
それがケース面接の練習をすることです。
ケース面接とは?
ケース面接とは、与えられたお題に対して面接官とディスカッションしながらお題への回答を作る面接のことをいいます。
つまり、面接官と就活生が二人で行うグループディスカッションのようなものがケース面接なんですね。
事実、ケース面接で出されるお題は「ある飲食店の売り上げを2倍にしてください」といったようなお題で、グループディスカッションのお題と類似しています。
ケース面接を使った練習法
やり方は単純で、ひたすらケース面接の練習を続けるだけです。
ケース面接は一人で行うので、他人の意見をまとめ上げる能力や傾聴力みたいなものを鍛えることはできません。
しかしながら、お題が類似しているので、グループディスカッションの進み方の把握だったり、論理的思考方法だったりを鍛えることができます。
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実際に私はコンサルティングファームを一時期見ていたこともあり、ケース面接の対策をしていました。
そんな私からしたら、グループディスカッションは他の人が話している間に考える時間があるから楽勝でした。
なので、ケース面接の練習をして、グループディスカッションの対策とするのもおすすめです。
まとめ
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、グループディスカッション初心者が無事に選考を通過できるように説明しました。
この記事を最後までご覧くださったあなたなら、グルディスを楽に通過できると思います。
このサイトでは他にも就活関連の情報を公開しているので気になる人は以下の記事からチェックです。
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小田楓
マーチ生だった楓です。月間1万人以上が訪れる「就活生だからこそ言えること」を伝えるサイト、就活備忘録.comを運営しています。22卒/長期インターン2社→ITベンチャーにて人事
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